YOASOBI『大正浪漫』の世界観を“音のAR”で体験 ソニー「Sound AR」はどんなエンタメを生むのか

あらゆる場所をエンタメ化し、“地球丸ごとテーマパーク”を目指す

 本企画をプロデュースしたソニー(株)ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部の八木 泉氏は、今回のYOASOBI SOUND WALKを「フラグシップコンテンツ」として、あらゆる場所をエンタメ化できるSound ARの音体験を広げていきたいと意気込む。

 「YOASOBI SOUND WALKは、アーティストのファンのみならず、ひとつの街歩きの楽しみ方として提案できる体験コンテンツになっています。今回は無料のコンテンツとして提供しているのも、まずは多くの人にSound ARの新しいエンターテイメントに触れていただきたいという思いがあるからです。今後もさまざまなロケーションやアーティストなどのコラボレーションを通じ、“地球丸ごとテーマパーク”を実現する新しい音のARの可能性を見出せればと考えています」

 ビジュアルに訴えるMRが主流となっているなか、ソニーが手がけるSound ARは、音を主軸にすることで色々な表現の可能性が考えられる技術だ。今後の動向に注目しつつ、さらなるサービスの発展に期待したい。

■「YOASOBI SOUND WALK」詳細
https://yoasobi-locatone.jp/

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