Z世代は無言? 団塊世代~Z世代の電話対応の違いを再現したTikTok動画が話題に

 TikTokユーザーのジョナサン・ホルト氏が、団塊世代(1946〜64年)、X世代(1965〜80年)、ミレニアル世代(1981〜95年)、Z世代(1996〜2007年)の電話対応の違いを再現し、話題となっている。

 動画では、団塊の世代は「もしもし。〇〇です」と自分の名前を名乗って対応する。続くX世代は、「もしもし」とだけ応答するが、その声には張りがあり、電話対応にはこなれた様子だ。次にミレニアル世代は、「もしもし……?」と語尾を上げ、やや警戒したトーンでの対応に。そして最後のZ世代は、電話に出ても声を発さず、緊張で口をパクパクさせるそぶりがオーバーリアクションで再現され、動画のオチを飾ることとなった。

まず自分の名を名乗る団塊世代|Jonathan Holt TikTokより
堂々としたあいさつのX世代|Jonathan Holt TikTokより
緊張と警戒がにじむミレニアル世代|Jonathan Holt TikTokより
大パニックのZ世代|Jonathan Holt TikTokより

 SNSやメッセージツールの普及によりテキストでの連絡がメインになりつつある今、若い世代にとって電話に出る機会は少なく、緊張してしまう人も多いことがうまく表現された動画だ。

 この投稿には57000のいいねと、1800を超えるコメントが寄せられるほどの反響となった。ユーザーからは「ミレニアル世代だけど、仕事上団塊の世代みたいに出るようにしてる」との声もあり、仕事で電話対応をするかどうかも影響しそうだ。また後期ミレニアル世代のユーザーは「電話番号をGoogleで検索して、相手を調べてからじゃないと出ない」と述べており、若い世代はそもそも知らない番号からの電話には出ないとの意見も多く見られた。不慣れなのもさることながら、オンラインでの防犯意識も強いのかもしれない。

 またZ世代の子をもつユーザーは「14歳のうちの子は、相手がしゃべるまで何もしゃべらない。かけた側から話し出してほしいみたい」と語り、別の親世代は「私の娘は電話に出てさえくれない」と嘆いた。やはりZ世代は電話に消極的なようだ。

 すべての人がこうではないものの、多くの人が共感できる比較動画なのではないだろうか。

(画像=Jonathan Holt TikTokより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.tiktok.com/@jon.holt/video/7017142482794335493?referer_url=https%3A%2F%2Fdigg.com%2F&referer_video_id=7017142482794335493&refer=embed&is_copy_url=1&is_from_webapp=v1

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