10億年先の地球はどうなっている? 海外YouTubeのシミュレーション動画がおもしろい

 ドキュメンタリー番組が好きな方におすすめしたい海外のYouTubeチャンネルがある。「What If」というアメリカ発のYouTubeチャンネルで、登録者数は561万人。地球や宇宙の謎を追究するドキュメンタリーチャンネルだ。

What If You Traveled One Billion Years Into the Future?

 今回紹介するのは「10億年先にタイムトラベルしたらどうなる?(What If You Traveled One Billion Years Into the Future?)」という動画だ。将来の地球に起こりうることを、10億年先の未来に至るまで時系列で紹介している。

 まずは約8000年後の西暦10000年。この時代には「デカミレニアム・バグ(deca-millenium bug)」と呼ばれる問題に直面する。現在のコンピュータが西暦を年4桁で認識しているため、西暦10000年の5桁になるとプログラムに誤作動が生じ、混乱を招くという。

 ちなみに、かつて「ミレニアム・バグ(日本では2000年問題と呼ばれていた)」が問題視された。これは、当時のコンピュータが西暦を下2桁で認識していたため、たとえば「19”00”年」と「20”00”年」の区別がつかず混乱が予想された(しかし世界中の協力があってほとんど問題は起こらなかった)。

 続いて5万年後に、新たな氷河期が始まる。この時代には、アメリカとカナダの有名な観光地「ナイアガラの滝」がなくなると言われている。ナイアガラの滝の流れ落ちる水量があまりにも膨大で、年間3cmのスピードで崖が削られているから。浸食が進み、5万年後には上流の「エリー湖」に浸食されるのだという。

 50万年後、直径1km以上の小惑星が地球に衝突する危機に見舞われる。小惑星の衝突を防ぐ術がなければ、少なくとも400kmのクレーターができ、地球全体が火に包まれる。さらに呼吸もできなくなるので、現代の技術のままでは誰も生きていないだろう。

 100万年後、超巨大の大噴火が発生する。3,200立方kmもの火山灰が地球に降り注がれ、グランドキャニオンの75%(奈良県の面積とほぼ同等)を埋めつくすほどの溶岩ができる。

 ちなみに、オリオン座の恒星「ベテルギウス」がすでに超新星爆発を起こしているため、この時代ではその爆発を地球から見られるのだそう。

 そして時は一気に進み5~6億年後、またもや地球上の人類が絶滅する危機に見舞われる。6,500光年離れた場所から、「ガンマ線バースト」という莫大なエネルギーが地球に直撃する可能性がある。

 ガンマ線バーストは宇宙での爆発によって発生するもので、言うなれば「宇宙最強の破壊光線」。もしガンマ線バーストが地球に直撃すれば、オゾン層は破壊され、大量絶滅を引き起こすだろう。

 そしていよいよ10億年後、数々の困難を回避したとしても、太陽の光度は10%上昇し、地球の表面温度が47度まで達する(現在は14度前後)。海は蒸発するため水を確保できず、空気は湿っているため通気性はなく、猛暑のため人間が地球で生活を送るのは不可能。

 そのためタイトルの結論として「10億年後の未来では人間が地球に住めないため、地球外で新たな生活を送っている可能性が高い」と考えられる。

 なおこちらの動画は、科学的検証をしているわけではなく、あくまで現代の予測の範疇を超えない。あまりにも壮大で現実味のない話に、思わずクスッと笑える面白さがあるので、ぜひ一度視聴してほしい。

■「What If You Traveled One Billion Years Into the Future?」の動画
https://www.youtube.com/watch?v=LXkO4HdQXdo



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