PS5のストレージ、実は不足している? 増設方法やおすすめSSDを紹介
メーカーが動作を確認しているM.2 SSDをチェック!
9月現在、SIEは動作チェックプログラムを行っておらず、SSDの換装は基本自己責任で行う、ということになっている。が、さすがにそれはアレなんじゃ、ということもあり、メーカーが独自で動作確認をしているのが現状だ。ここではメーカーがベータ、あるいは正規のシステムソフトウェアで動作確認が取れているSSDを紹介したい
WD BLACK SN850(ウェスタンデジタル)
シーケンシャルリード速度7000MB/sを誇る、ウェスタンデジタルのゲーミングストレージフラッグシップ「WD BLACK」の最上級モデル。ヒートシンク付きのモデルもあり、ベータスタート直後から市場から消える人気ぶりだ。
PS5のm.2ストレージ拡張スロットには、互換性のある* #WDBLACK SN850 NVMe SSD with Heatsinkがおススメです。https://t.co/M9NnvxJCax
*最新のファームウェアの互換性についてはこちら(英語): https://t.co/Mq5e2MaCjE pic.twitter.com/TKSYhkBEdz
— WD Japan公式 (@WesternDigiJPN) September 16, 2021
FireCuda 530(シーゲイト)
ヒートシンクなし版が早くも人気のシーゲイトのハイエンドM.2 SSD。シーケンシャルリード速度は7,300MB/s。PS5のスロットにフィットするヒートシンク付きバージョンも近日発売予定。PS5が2台買えるお値段にはなるのだが4GBモデルも用意されている。
私たちは本日のPS5ソフトウェアアップデートにわくわくしています。 🔥SSDのアップグレードを検討している方はチェックしてください! 🙌
FireCuda 530ヒートシンク付きモデルがまもなく日本で発売!https://t.co/03K11tjsxN#SeagateGaming #SeagateFireCuda— Seagate Japan (@JapanSeagate) September 15, 2021
AORUS Gen4 7000s SSD(日本ギガバイト)
台湾のPCメーカー・ギガバイトのゲーミングブランド“AORUS”のSSDで、シーケンシャルリード速度は7,000MB/s。公式ホームページで早くもPS5 READYを謳っている。
本日もお疲れ様です。
PS5 にも使える 7000s SSD、よろしくです。(W技師)・2TB 版
GP-AG70S2TBhttps://t.co/SVGl1nHvP3
・1TB 版
GP-AG70S1TBhttps://t.co/LHl1fyb3NQ https://t.co/UFa4pl03Zl— AORUS (JP) (@AORUS_JP) September 15, 2021
Nextorage PCIe 4.0 M.2 2280 SSD NEM-PA(Nextorage/アイ・オー・データ/ハピネット)
ソニーグループのストレージ専業メーカー“Nextorage”のM.2 SSDで、シーケンシャルリード速度は7,300MB/s。ヒートシンク付きバージョンの発売はアイ・オー・データから行われ、ハピネットのゲーム流通を通じてゲームショップなどでも発売が予定されている。
[新製品のお知らせ] NextorageはPlayStation®5で使える* 拡張 M.2 2280 ヒートシンク一体型SSDの商品化を進めていますhttps://t.co/T9DvJstTj2
— Nextorage (@nextorage_jp) September 6, 2021
PS5のストレージ増設は市販のSSDを増設するという形になっており、敷居はちょっと高いが、それはPS3世代から受け継がれている(PS3/PS4世代では内蔵ハードディスクを“換装”することで拡張を行ってきた)ポリシーでもある。PCで流通する多くのデバイスを使用できることで、価格の下落も各メーカーの競争、という形で行われてきた。ちなみに、Xbox Series Xの場合は専用のSSDを差し込むだけで増設ができるものの、Xbox 360世代ではサードパーティの参入も、価格の下落もほとんど起こらなかった。それを考えると個人的にはSIEの施策を支持したい。
将来的には認定制度や有償でのSSD増設サービスといった初心者向けの施策導入にも期待したい。
なお、最新のシステムソフトウェアではテレビスピーカーから出力するTempest 3D オーディオの対応やPulse 3Dヘッドホンのイコライザの実装などの追加なども行われている。