Jabraのイヤホンは何がすごい? 定評あるフィット感やマイク性能に注目

 デンマークを拠点とするJabraから、新しいワイヤレスイヤホン「Elite」シリーズが発表された。「Elite 7 Pro」「Elite 7 Active」「Elite 3」の3機種が、2021年9月より順次発売される。

 Jabraブランドを保有するGNグループは、もともとは通信ケーブルやヘッドセットといった事業で世界中から信頼を得ていた。日本で知られるようになったきかっけは、2018年5月に発売された完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 65t」だろう。当時はワイヤレスイヤホン黎明期で、65tの高い接続性とフィット感はたちまち人気となり、後継機となる75t、85tもまた高い評価を受けている。筆者はいずれのモデルも試聴済みで、「Jabra Elite 75t Active」を愛用している。

 そんなJabraから今回登場したのが、Eliteを冠した3つのモデルだ。今まであった65、75といった型番を廃止し、代わりにシーンごとに特化した性能を持っている。

 「Elite 7 Pro」は、通話に特化したモデル。もともと優秀だったJabraの通話性能に加え、新たに「Jabra マルチセンサーボイス™」機能を搭載。ノイズを的確に除去し、風が強い環境では自動的に骨伝導マイクがオンになるなど、昨今のテレワーク環境に嬉しい機能が備わっている。アクティブノイズキャンセリングや、ヒアスルー(外音取り込み機能)も完備。最長35時間のロングバッテリーも見逃せない。

 「Elite 7 Active」は、フィット感を優先したモデル。「Jabra マルチセンサーボイス™」機能は無いが、代わりに「Jabra シェークグリップ™」による高いフィット感がウリだ。Jabraのイヤホンは高いフィット感も特徴のひとつなので、その部分をさらにブーストしたかたちだ。ノイキャンとヒアスルーも搭載しているため、あまり通話しない人にはうってつけのモデルとなっている。

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