山田涼介の光る“後輩力” 二宮和也、中丸雄一、菊池風磨を支える絶妙なバランス感に注目

 今回はもちろんだが、チャンネルのスタート当初から山田の後輩力は光っていた。6月17日に行われた初の生配信(「緊急生配信!!!! 祝!二宮和也誕生日!!」)では、この日38歳の誕生日を迎えた二宮和也を祝った。

 どこか落ち着かない様子でスタートした生配信。二宮から合図を受けて、「こんばんは! ジャにのちゃんねるです」とタイトルコールをした山田。38歳になったばかりの二宮を筆頭に、37歳の中丸、後輩の菊池は26歳と、28歳の山田は先輩後輩に挟まれている。(デビューの順番も同様)トークをするなかで、山田は二宮の正座に気づいた様子で、胡坐から正座に座り直していた。菊池が「まずは乾杯しません?」と切り出すと、すかさず山田が「ニノさん、動かないでくださいよ」と声をかける。

 山田に「歩幅が座敷わらし」と言う菊池に、手でツッコミを入れつつ、二宮を着替えに誘導。「機材もあるので一回ハケますか」と、二宮の分のグラスを持って片付ける。「画面から全員消えるぞ」と配信映像を気にかけ、戻ってくると今度は「すいませんね、ちょっと画面からニノさんがいなくなっちゃったんですけど」と視聴者に向けたフォローも欠かさない。編集が入らない生配信だからこそみえてきた行動だった。

 この日の主役である二宮を立て、先輩に容赦ないツッコミで盛り上げる菊池に任せつつ、山田も中丸にツッコミを入れる。菊池だけが尖ってみえそうな場面でも、山田も加わることで中和される。共演者の動向を踏まえながら、山田が支点となり上手にバランスをとっていたのが印象的だった。

 今回はそれらをさらに上回る姿がみられる。「ジャにのちゃんねる」2021年の夏、木漏れ日に照らされた山田の自発光王子っぷりをとくとご覧あれ。

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