「『スカイリム』に人生を救われた」 ゲームによって“生きる意味を見つけた”エピソードに感動の声が集まる
膨大な土地を自由に冒険できるオープンワールド・アクションRPG『The Elder Scrolls: Skyrim(スカイリム)』。世界中で1000万本を超える大ヒット作となり、2012年には日本ゲーム大賞2012の「年間作品部門」で「優秀賞」を受賞している。そんな『The Elder Scrolls: Skyrim』のプレイヤーがいかに当ゲームに救われたかをRedditにて明かした。
Redditのzombieinferno氏が『スカイリム』に救われたのは2013年のことであった。彼は当時「深い悲しみの洞窟」にいたと表現しており、自らの命を絶つことも考えていたという。そんな彼は、自身の持ち物を整理しているときに、クリアしていない『スカイリム』の存在を思い出したのだ。
その瞬間から、彼の生きる目的は『スカイリム』をクリアすることになった。彼は自身の命を絶つ前に、絶対にクリアしないといけないと感じたようで、そこからゲームにのめり込むようになったのだ。『スカイリム』をプレイしたことがある方は、「あと一個だけクエストをやろう」が通用しないゲームであることをご存知であろう。
彼のアルドゥイン(メインルートにおけるラスボスのドラゴン)を倒すという目的は徐々に、『スカイリム』の巨大すぎる土地を冒険するという目的に変わっていった。彼はゲームに夢中になり、我を忘れて『スカイリム』の世界を冒険したと語っている。
ついにアルドゥインを倒したzombieinferno氏。ゲームを終えた彼のもとに訪れたのは悲しみではなく、とてつもない満足感と喜びであった。彼はこのように語っている。
私にはゲームをクリアしないという悪いクセがある。でも『スカイリム』をクリアして、喜びに溢れていた。この経験ができて異常に幸せを感じていた。もしここで人生を終わらせたら、今後経験できるかもしれないこのような喜びも経験できないだろう。音楽や映画やゲームで幸せになれる瞬間のために生きてみようと思ったんだ。
そう感じた彼は、家族が住むシアトルに引っ越し、徐々に回復したようだ。今では最愛のパートナーも見つけ、「人生におけるサイドクエストもたくさん経験したし、スカイリムのように今まで知らなかった場所を見つけた」と語っている。最後に、彼は自身の経験を踏まえてこのように文章を締めている。
攻略しないといけない自分の「ドラゴン」を見つけよう。前に進み続ける自分なりの理由を見つけよう。人生のサイドクエストを擁して、自分自身のヒーローになろう。
(画像=Bethesda SoftworksとYouTubeより)
(Source)
https://gamerant.com/skyrim-saved-player-life/
https://www.reddit.com/r/skyrim/comments/oaha2h/today_marks_8_years_that_fighting_alduin/