MeetやTeamsとの比較は？

　また、最近は米Googleが提供するMeet、そしてMicrosoftが提供するTeamsが利用される機会も増えてきている。どちらも背景ぼかしやグリッドビュー、ウィンドウ共有などの機能を備え、ZoomやFaceTimeとの機能に差を感じる機会は多くないだろう。

　むしろ、MeetはGmailやGoogleカレンダーといったGoogle製のサービス、そしてTeamsはOfficeやMicrosoftのクラウドサービスとの連携が特徴となる。そうした意味で、Appleプラットフォームと強固に結びついたFaceTimeとはある意味似た状況にある。

　大幅に機能強化されたFaceTimeだが、最も活躍しそうな機能は音楽や映画を家族や友人と一緒に楽しめるSharePlayとなりそうだ。職場や学校のリモート化が進む中、もう一度他人との結びつきを確認するのにも、うってつけの機能ではなかろうか。

■塚本直樹
Yahoo! JAPANやギズモード・ジャパン、Engadget日本版、TechCrunch Japan、＠DIME、リアルサウンド、soraeなどでテクノロジーと宇宙、ドローン分野を中心に執筆中。ラジオやテレビへの出演も

画像：Appleより