水の中でもプリント可能に? 海中3Dプリンターの開発が進む

水の中でもプリント可能に? 海中3Dプリンターの開発が進む

 海底ロボットの開発を手がけるノルウェー企業、コングスベルグ・フェローテックは、海底のパイプラインを修理する水中3D印刷技術を開発していることを明らかにした。 実用化されれば、海洋関連会社にとって非常に有益だとして、業界から注目を集めている。

 この技術は、同社が開発した水中ロボットシステムを補完するように設計されている。水中ロボットは、海中へと潜ったあと水を抜いて真空状態を作り出し、壊れたパイプを修理したのち、破片などのゴミを水中に残すことなく水面まで戻ることができるという。

AI AND ROBOTICS VENTURESより
AI AND ROBOTICS VENTURESより

 同社は3D印刷技術によって、このシステムをさらにアップグレードしたい考えだ。これは複数の関連企業と、ノルウェーの研究評議会との共同プロジェクトであり、水中での一環したMRO(メンテナンス・修理・分解検査)技術の確立を目指している。

 2016年から開発がスタートしたとされる同技術は、ノルウェーのトロンハイムの湾で行われたテストに合格したと伝えられており、同社によると、早ければ2022年には最初の商用利用が開始される見込みだという。

 海底パイプラインのMROに3Dプリント技術を採用することで、時間と費用を節約できるだけでなく、ダウンタイム(システムが稼働停止している時間)をなくすこともできるなどメリットが大きい。実用化までもうあと少しのようだ。

(画像=AI AND ROBOTICS VENTURESより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=-0W13USi33k&t=112s
https://3dprintingindustry.com/news/underwater-3d-printing-to-be-rolled-out-in-2022-191146/

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