横行するAmazon不正レビュー、その「見分け方」とは?

Amazon不正レビューの「見分け方」とは

レビューを参照したいなら、外部ツールを活用

 ここまでは、レビューや評価以外の情報から商品の良し悪しを判別する方法について書いてきたが、それでも「できれば実際に使った人のレビューを参考にしたい」という人もいるだろう。そのような場合は、レビューの信頼度をチェックしてくれるツールを活用するとよい。

 たとえば、「サクラチェッカー」というサイトでは、Amazonの商品ページのURLを入力することで、販売者の情報や評価、レビューの投稿期間に偏りがないか、レビュー本文に不自然さがないかといった指標から、「サクラ度」を判定してくれる。

 「サクラ度」が高い場合は、そのレビューを参考にするのは避けたほうがよいが、低い場合はレビューに書かれた情報も判断材料として使えるということになる。

自分で調べ、考える姿勢が大切

 そもそも不正レビューは許されることではないし、通販サイトには正当な評価だけが掲載されている状態が理想だが、ネット社会で嘘を完全に排除するのは難しい。

 そこで自衛策として重要になるのが、自分で調べ、考える姿勢だ。不正レビューに惑わされないために、「レビューの評判が良かったから買う」という他力本願な選び方から脱却し、自力で商品を見きわめる力を身につけておきたい。

■酒井麻里子
ITライター。スマホ、PC、ガジェットなどの製品レビューや、アプリ・サービスの解説記事を執筆。Twitterでは、デジタル関連の気になる話題や、ちょっと役立つ小ネタを発信

<Source>
サクラチェッカー
https://sakura-checker.jp/

トップ画像:Amazon

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