カラフルでコンパクトなEVスクーターがインド進出 バッテリーはステーション交換式
先月21日、台湾のGogoroと、インドのHero Moto Corpの両バイクメーカーは、インド市場におけるパートナーシップ締結を発表し大きな話題となった。そして今月、Gogoroがインドで商標登録を行っていたことが判明した。
インドの自動車メディア『RushLane』によると、Gogoroは2019年、Gogoro VIVAとGogoro Networkの両方を、IP India(インドの知的財産を扱う機関)に商標出願を行い、正式に登録されたという。同社がかなり前からインド市場への参入を計画していたことがわかる。
来年にもインド版モデルが登場予定のGogoro VIVAは、ツートーンカラーにコンパクトなボディがかわいい、バッテリー交換式の電気スクーターだ。そしてGogoro Networkはバッテリー交換プラットフォームで、ライダーたちは街に設置されたステーションにて、自身のバッテリーと、フル充電されたものを交換することができる。台湾では既にこのシステムが取り入れられており、スペインでも同様のケースが見られる。
同社は「インドには現在2億2500万台のガソリンバイクがある」と述べており、インドで電気スクーターが普及すれば、環境への負担も低減されることだろう。今回のパートナーシップで、Gogoroはインドでの覇権を握ることができるのだろうか。
(画像=Gogoroより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.gogoro.com/news/Gogoro-Battery-Swapping-India-Hero/
https://www.rushlane.com/gogoro-viva-electric-scooter-patent-filed-in-india-hero-12402427.html