『ドラ恋 ~KISS or kiss~』3話ーー「これ以上苦しいならもう逃げたい」りおんが涙を流したワケは?

『ドラ恋  ~KISS or kiss~』3話

  ドラマ第2話「カーテンベール」のオーディションの様子から始まる。アシスタントとしてキスのシチュエーションを考えることになった女子大生と男性漫画家の恋物語が描かれる。

 オーディションの結果、見事主演を勝ち獲ったのは、前夜「同棲ハウス」で一緒に過ごしたあつき(樫尾篤紀)×りおん(谷本琳音)ペアだった。自分たちのペアの名前が呼ばれた瞬間、りおんは堪え切れず涙をこぼす。

 澤田(育子)先生は「お2人の関係が一番しっくり見られた。お互いが出しているものを素直に受け取った上できちんと次の展開に進んでいる。2人で作っている感じがちゃんと出ていた」と講評した。

 インタビューでりおんは「先生にも伝わってる〜って思ってめちゃめちゃ感動しました」と嬉しそうだったが、同棲ハウスでの様子を聞かれた途端表情を曇らせ「あっくんの恋の矢印は自分に向いてないことに気付いてしまう時間になって、ちょっと悲しかった。ただでさえ、今結構(精神的にダメージが)きてます。結構、頑張ってると思うんですけどね。これ以上苦しいんだったらもう逃げたくなっちゃいます」と、さっきとはまた違う涙を流す。恋の残酷なところだ。

 悔し涙を流していたのはやす(藤林泰也)もだ。澤田先生からの講評で「正直何も見えなかったです。ご自身の中でどういったプランで、どういったイメージで相手役を作られているのか私には見えなかった。アユリ(吉永アユリ)さんはやりづらいだろうなと思いました。どうしてもアユリさん1人でやっているように見えてしまうから」と、愛ある忌憚なきアドバイスを受けたのがかなり堪えたようで、自分のことがかなり歯痒くなったようだ。

 わく(京典和玖)×ののか(久保乃々花)ペアについては「二人の空気感、雰囲気は合っていて良かった」とした上で、「後半に盛り上がり・変化があっても良かったのではないかと思った。もったいない」と期待を込めてのコメント。

 また、ケイスケ(木田佳介)×みやび(飯野雅)ペアに関しては「ケイスケさんの役のイメージは面白かった。みやびさんには“先生に憧れている”という気持ちが見えなかった。きちんと2人でお芝居を作れているのか疑問」と課題を残した。

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