24時間“自動運転”のテスラで東京と仙台を往復するとどうなる? 北の打ち師達が検証
ホンダが2021年3月に発表した、世界初の自動運転レベル3機能「ホンダ・センシング・エリート」搭載の新型「レジェンド」が話題だ。自動運転(安全運転支援システム)には「5」までのレベルがあり、レベル3は、一定条件下(主に高速道路)ですべての操作を自動運転に任せられるという段階で、一般販売に向けて「型式認証」を取得したのは世界初のことだ。
いよいよ実用化に向けて本格的に動き出した「自動運転」。運転手の負担を軽減し、車をより身近なものにしやすくなるという意味でも、世間の注目度は高まっている。
そんな中、人気YouTuberコンビの「北の打ち師達」(ふぇると・はるくん)が、アメリカの電気自動車(EV)専業の自動車メーカー・テスラ(TESLA)の『Model X 2017』を運転し、楽しく自動運転の進化を伝える動画をアップした。昨年、11月にメルセデス・ベンツ協力のもと、自動運転が搭載されているベンツに乗って、愛知・岡崎市へ向かった2人による第2弾の企画だ。
圧倒的な加速力と航続距離、そして近未来的なビジュアルを特徴とするテスラ。北の打ち師達も憧れのメーカーだったそうで、「楽しみだわ。まさかテスラに乗れる日が来るとは」と走行前に心を踊らせていた。
今回は東京から宮城・仙台市までのおよそ1000km(往復)を走るという。自動運転機能をオンにすると、はるくんは「めっちゃ楽! すごい」と好感触を示し、高速道路を走っても「まだ、まったく疲れていない」とコメントしていた。センタークラスターに鎮座する巨大なタッチスクリーンの機能性の高さにも興奮していた。
しかし、やはり長距離運転でネックとなってしまったのは、テスラの「スーパーチャージャー(ガソリンスタンドのようなもの)」を探さなくてはいけないという点。道中では栃木・佐野市にある施設で充電を満タンにしたが、その後は仙台に着くまで充電出来る機会がなかった。北の打ち師達はヒヤヒヤしながら、なんとか目的地に到着していた。その上でふぇるとは「1つネックだと思ったのが、電気自動車はエコという意味ですごく良いけど、充電時間が如何せんかかる。時間がない時にはちょっとキツイとは思った」とも語っていた。