もう「弱い」なんて言わせない! 『モンハンライズ』で生まれ変わったランスの魅力を語る

 3月26日に発売した『モンスターハンターライズ』が好調に売上を伸ばしている。私も時間を見つけてコツコツプレイしつつ、SNS上の『ライズ』に関する情報をキャッチして自分の狩猟に活かすなどネット社会ならではの楽しみ方をしている。しかし、そんな中で少し気になる情報を見つけた。それは「ランスは火力を出せない」と評価している一部攻略サイトの存在だ。今回はそんなランスに対する不当な評価を覆すべく、『ライズ』におけるランスの魅力について解説したい。

「溜めなぎ払い」や「流転突き」追加で“火力も出せる武器”に生まれ変わった

 『モンスターハンター』シリーズのランスに対して、どんなイメージを持っているだろうか。「火力が低く決め手にかける武器」だろうか? はたまた「派手な技がない地味な武器」だろうか? たしかに、そのイメージはシリーズの一部タイトルには当てはまるのかもしれない。しかし、今作のランスは一味も二味も違う。

 まず、今作のランスには十二分な火力が備わっていることを解説したい。今作から追加された「溜めなぎ払い」は、最大溜めでモーション値約70を誇る。さらに、「溜めなぎ払い」は高威力ながら横に範囲が広いことも特徴だ。この技の登場によって、これまでランスが得意としていた定点攻撃だけでなく、位置取りを頻繁に変える大型モンスターや、狩猟を妨げる小型モンスターにも柔軟に対応できるようになった。

 また、入れ替え技として追加された「流転突き」は、”堅実に攻撃を積み重ねる”というランスのイメージを大きく覆す。「流転突き」は、翔蟲を使用して高速で移動しながら強烈な突きを2度繰り出すという、見た目も派手な大技だ。もちろん威力も高く、モーション値は一突き目が50、二突き目はなんと80に達する。さらに、「流転突き」の後にXボタンを入力すると派生する「飛び込み突き」はなんとモーション値90だ。

 一連の動作にかかる時間はおよそ4秒程度だが、このわずかな時間で全武器中屈指のダメージを叩き出せるのである。しかも、翔蟲ゲージの消費量は1つというから驚きだ。「流転突き」は移動範囲が大きく派生技をすべて命中させるためにはコツがいるが、モンスターのダウン時など頭にヒットさせればかなりのダメージを叩き出すことができるだろう。

雑に立ち回ってもリスクが少ない安定感

 ランスを使えば、まだモンスターの動きをよく理解できていない初心者でも安全に立ち回ることができる。何故なら、ランスには数種類のガード技やカウンター技が用意されているからだ。

 通常の「ガード」はもちろん、「カウンター突き」を利用すれば敵の攻撃を防ぎつつ即座に反撃することが可能だ。連続攻撃を繰り出す「ジンオウガ」などを相手取る場合でも、タイミングよくカウンターを合わせることでリズムゲームのような爽快感を味わえる。

 また、カウンター突きから派生する「パワーガード」は全方向からの攻撃を防ぐことができる便利な技だ。しかも、この「パワーガード」はカウンター突きの待機時間をキャンセルして使用できる。これを利用して、「カウンター突きのタイミングが合わなくてもパワーガードに移行すればいい」といったある意味では”雑”な戦い方ができるのだ。そのため、慣れないモンスターをストレスなく安全に狩りたい場合にランスは最適解となり得る。

 そして、筆者が今作のランスでもっとも気に入っている新技が「シールドチャージ」だ。これは従来のランスにあった「突進」の入れ替え技で、盾を構えたまま大きく前進して攻撃する攻防一体の技となっている。

 「シールドチャージ」の前進中はガード判定があるため、モンスターのブレスや咆哮に合わせて使用すれば安全に距離を詰めながら攻撃を加えられる。かといって、敵の攻撃に対してタイミングを正確に合わせる必要はなく、突進中であればブレスや咆哮がいつ来ても防げるのが強い。もうモンスターの咆哮に怯むハンターの姿を見ることはなくなるだろう。しかも、「シールドチャージ」はスタン値が高いため、数回使用すればモンスターを気絶させることも可能だ。気絶したモンスターには流転突きなり、溜めなぎ払いを絡めたコンボなり、好きな攻撃をすればいいだろう。これだけラフに使っていても強い武器が他にあるだろうか?

 上述したガード技や「シールドチャージ」を活用すれば、モンスターの動きに慣れていない人でもかなり安全に立ち回ることが可能だ。