Travis Japan 松田元太が憧れのkemioとコラボ まさかのドッキリ企画に見たメンバー愛とゲストへのホスピタリティ
ジャニーズJr.の人気7人組ユニット Travis Japanが、YouTube『ジャニーズJr.チャンネル』にて、最新動画を更新。メンバーの松田元太が中学・高校時代から大好きだというカリスマ動画クリエイターのkemioとコラボする夢の企画が実現した。
kemioは、6秒動画アプリ『Vine』で一躍有名になり、高校生でありながらモデルやタレント、音楽活動など幅広く活躍。その後、アメリカ留学、語学学校へを経て、活躍の場をYouTubeに移し、さらに多くのファンを開拓していった。
6秒動画に収める早口かつ聞き取りやすいマシンガントークを武器に、「人とハッピーをシェアしたい」というポジティブなメッセージを送り続けるkemio。日本、イラン、イタリアをルーツにグローバルなバックボーンを持ち、ときにはウィメンズのファッションアイテムも着こなすこともある。
「誰がどの性と恋に落ちようと愛し合おうとその愛の形におかしいとシール貼り付けようとするなんて間違ってるというか秒で進む時代がそのシールをすぐに廃棄にしちゃうよ愛の形は無限大で空よりデケェんだー!」と今はゲイであることもカムアウトしている。
「こうでなければならない」と生きづらく感じる様々な枠組みを、自分らしく飛び越えていくkemioの姿は、新たな時代を生きるヒントを示してくれている。そんなkemioのYouTubeチャンネルは約191万人、Instagramのフォロワー数は約116.5万人、Twitterのフォロワー数は約135.1万人と、多くの人がkemioのこれからに注目している。
そして、kemioをリスペクトしているという松田も、いつもTravis Japanの中を明るく照らすムードメーカーだ。かつてYouTubeにて『夏のデート私服対決』をした際にも、ズボンの裾をロールアップした部分に、上着のシャツを入れるという、これまでの概念を吹き飛ばすコーディネートを披露したこともあった。しかし、ただ「可笑しい」で終わるのではなく、メンバーの口から「オシャレなんだよなー」と言わしめるセンスの良さも両立しているのも松田らしいところ。
自由に、自分らしく、のびのびと。そんな松田のマインドは、kemioの影響を受けてのことに違いない。今回、2人がコラボトークをすることで、どんな新しい化学反応が生まれるのか。多くのファンが楽しみにしていたが、どうやら一筋縄ではいかない予感だ……。
実は、憧れの人を迎えるにあたり、ガチガチに緊張した様子の松田。そんな松田をリラックスさせるために、メンバー6人がドッキリを仕掛けることにしたのだ。普段はボケ側に回ることの多い松田だが、気づけば1人ひとりにツッコミを入れずにはいられない、全員kemio状態になってしまった。
最初に登場したのは、宮近海斗こと「kemi近」だ。kemioといえばお決まりの挨拶「どうも地球上のみなさん! k・e・m・i・o! kemioです!」 だが、ドラマで活躍している宮近であっても、その早口挨拶は難しかったようで、噛み噛みな挨拶からスタート。松田も「お前かよ! なんでお前なの?」と困惑しながらも、緊張が少しほぐれたようで、何より。
仕切り直して、先ほどよりも穏やかな笑顔で「kemioくんどうぞー!」と呼びかけると、元気よく走ってきたのは、七五三掛龍也ならぬ「kemi掛」。「どうも地球上のみなさん! k・e・m・i・o! kemioです!」と、こちらはパーフェクトな挨拶を披露する……が、それしか言えない「kemi掛」に、「返せよ、ワクワクを」と嘆きながら、3度目の正直と言わんばかりに、もう一度kemioを呼び入れる松田。
聴こえてきたのは「ポンポンポンポ〜ン」とホーンのように張り上げる声。もちろん、松田はその声の主を、聞き間違えることはない。川島如恵留いや「kemi島」だ。「もういいから!」という松田のツッコミに「kemi島」は帽子を投げ捨てるパフォーマンスを披露。その帽子を松田が即座に拾い上げて場を収めようという、いつもとは真逆な流れが実に新鮮だ。