ahamo、povo、LINEMO……3社を全契約してわかった「注意点」と「特徴」

ドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯各社の新プランがスタートした。いずれも月20GBで3000円を切る金額なので、これまで「ギガをそれほど使わないのに高額なプランを契約していた」という人にとってはうれしいニュースだ。3社のプランを実際に契約し、それぞれの特徴や使い勝手をチェックしてみた。

「ahamo」は5分の無料通話付き

 ドコモの新プラン「ahamo(アハモ)」は、5分間までの通話が通話料なしで使える無料通話がついて月額2970円。

 現在ドコモを使っている場合も、他の通信会社から乗り換える場合も、ahamoの公式サイトから手続きを行える。

 今回、筆者はドコモのプランからの変更だったため、申し込み画面でdアカウントを入力した後、画面に表示される手順にしたがって「確認事項」などの文書を読んでいくだけで簡単に手続きできた。

 契約が完了すると、ahamoのサイトや専用アプリから、今月のデータ通信量がどのくらい残っているかを確認できるようになる。

 もし、20GBを使い切ってしまった場合は、1GBあたり550円で追加購入も可能。ahamoサイトの「データをチャージ」ボタンから簡単に購入できる。

「povo」は“トッピング”が特徴

 KDDIの新プランpovo(ポヴォ)は月額2728円。ahamoとは違い、こちらは無料通話がつかない。

 データ残量の確認は、専用アプリから簡単に行える。この後に紹介する「トッピング」の購入もここから行うので、povoを契約したら、まずはアプリをインストールしておこう。

 povoの大きな特徴は、必要なサービスを必要なときだけ追加購入できる「トッピング」とよばれるオプションが用意されていること。

 トッピングには、申し込みから24時間は好きなだけギガを使える「データ使い放題24時間」や、20GBを使い切ってしまった場合の「データ追加」、必要な月だけ無料通話を追加できるものなどが用意されている。

使い方も簡単で、アプリから利用したいトッピングを選んで簡単に購入できる。24時間で220円の「データ使い放題24時間」を試してみた。

 申し込みが終わると、アプリ上に使い放題の終了日時が表示される。この時刻までは、どれだけデータ通信を使っても「月20GB」の残量が減ることはない。

 「外出先でZoomにつなぐから今日はデータを使いそう」という日などは、あらかじめこのトッピングを追加しておけば安心だ。

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