MacBookのPC作業も捗る! ロジクールが“Macユーザーのために”作り上げた「MX Master 3 for Mac」「MX keys for Mac」

 人間工学に基づいたデザイン、PC作業の生産性を高める機能を搭載したロジクールの「MXシリーズ」。そんなロジクールのフラグシップモデルであるマウスとキーボードに“Macに最適化したモデル”があることはご存知だろうか。

 「MX Master 3 for Mac」と「MX keys for Mac」はiMac、MacBookおよびiPadに対応した製品だ。MacユーザーであればトラックパッドやMagic Mouseに慣れてしまい、他社製品を使用するところまで辿り着かない人が多いかもしれないが、果たしてロジクールが「Macユーザーのために」作り上げたマウスとキーボードはどのような使用感なのか。

高性能の静音ホイールとキーボードのサクサク感がやみつきに

 ロジクールのマウス「MX Master 3 for Mac」とキーボード「MX keys for Mac」を使って、原稿作成と画像編集を行った。

 まずは原稿を作成してみる。

 「MX keys」を使ってみてすぐに気が付くのは、タイピング音の静かさだ。MacBookのキーは、カチカチとした高い音なのに対し、本製品は、サクサクとした鈍く、静かなクリック音が印象的だ。クリック感は十分にありつつも静かなので、オンラインミーティングをしながらの作業にも向いているだろう。

「MX keys」のキー
MacBookのキー

 そして「MX keys」のキーは、MacBookと比較してくぼみの深いデザインとなっている。このくぼみに指がフィットする感覚がとても心地よく、タイピングの多い作業や、長時間の作業でも指先が疲れにくそうだ。

 また「controlキー」が左下に配置されていて、押し間違いが減ったのも嬉しいポイントだ。ブラウザでタブ間を移動する際、MacBookでは「Aキー」の左隣にある「controlキー」+「tabキー」で行うが、たまにミスでその下の「shiftキー」を押してしまうことがあった。「MX keys」では、左下の「controlキー」に親指を固定し、中指で「tabキー」を押さえられるので、手元を見なくても確実にクリックできる。

 ウェブページを参照する際に活躍するのが、「MX Master 3」だ。本体上部に位置するMagSpeed™は、1秒間に1000行スクロールできるホイールで、縦に長いページを移動するの便利だ。回す強さによって移動速度も変わるので、より直観的な操作が可能となる。スクロール音がまったくなく、細かく上下に移動したい時もカチカチ音が気にならないのが嬉しい。



 対して親指側についているサムホイールでは、画面を水平に移動することができる。拡大したページを左右にスクロールしたり、スプレッドシートで横方向へ移動したいときにも活躍してくれる。

 MagSpeed™ホイールが垂直に配置されているのに対し、サムホイールがサイドに平行に配置されているのも、より直観的な操作を可能にしていると感じた。

 サムホイールの下には進む・戻るボタンがついており、前のページに戻ったり、進んだりできる。ブラウザの進む・戻るボタンまでカーソルを動かなくても、親指1つでサイトを行き来できるので便利だ。

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