朝倉未来、ナイフを持った暴漢にハイキック一閃 過激ドッキリは格闘家YouTuberの定番に?

 プロ格闘家が路上での不測の事態を前にどう立ち回るのか。その一つの解となったためか、格闘家YouTuber・朝倉未来が自身の公式チャンネルで、2月6日に投稿した「目の前で人が襲われていたら助けるのか検証してみた」と題した動画がバズを起こしている。

目の前で人が襲われていたら助けるのか検証してみた

 朝倉は常々「もし街で女性が襲われていたり、通り魔に出くわしたら一目散に駆け寄って必ず助ける」と豪語している。言うは易く行うは難し。ということで本動画では、スタッフがその言葉に嘘はないか検証すべく、ドッキリを仕掛けることになった。

 このドッキリに際して用意された演者は3名。一人は通行人役の男性で、もう一人は被害者役の女性、最後の一人が加害者役の男性となる。キーパーソンは言うまでもなく、朝倉に襲い掛かる加害者役だ。演じるのはプロのスタントマン。フルフェイスヘルメットを着用し、衣類の中にはクッションを装着するなど完全防備体制を整え、さらには、おもちゃのナイフをポケットに忍ばせた。一線級のファイターである朝倉を向こうに回す以上、何が起こるかわからない。仕掛け人も命懸けだ。

 そしていよいよドッキリ本番。朝倉がやってくると手筈通り、加害者役のスタントマンが被害者役の女性に襲い掛かる。朝倉が近寄るとスタントマンはナイフを出して朝倉を威嚇。もちろん、男がスタントマンであることも、手に持つ凶器がおもちゃであることも、朝倉は知る由もない。斬りつけられることのないよう、ある程度間合いを取りながら、やや前がかりになったところを左足一閃。その蹴りをスウェイバックで躱し、なおも向かってくるスタントマン。朝倉は脱いだアウターでスタントマンが右手に持っているナイフを払い落とし、その後、がっぷり四つに組んで組み伏せた。

 ここでネタバラシ。ドッキリだと告げられると、朝倉は「大丈夫ですか?」と、すぐに寝技を仕掛けたスタントマンを心配。普段は冷静沈着でポーカーフェイスな朝倉だが、緊急事態に対処したことで脳内でドーパミンが溢れたのだろうか。「ナイフはいかんでしょ! くそビビった!」と興奮した様子で語っていた。

 朝倉のYouTubeチャンネルでは、「格闘家は街の不届き者相手でも強さを発揮できるのか」という主題の動画が特に人気を集めている。

 YouTuberとしてブレイクするきっかけとなった街の喧嘩自慢相手のスパーリング動画や、ぼったくりバーへの潜入動画、煽り運転を撃退する動画などがその一例。RIZINのリング上では、決められたルールと試合時間の中でアスリートとしての強さを証明する一方、YouTubeでは、あらゆる局面で泰然自若とし、場を制圧する一人の男としての強さを見せつけいる。こうした格闘漫画さながらのトリックスターぶりに視聴者は惹かれ、結果として、朝倉は登録者数172万人を誇るトップYouTuberへ急成長を遂げたのだ。

 日常の何気ない一場面の中で突然危機が迫る演出といい、相手が刃物(※おもちゃ)を持っているシチュエーションといい、今回のドッキリは、まさに朝倉チャンネルの重要なテーマである「格闘家はリング外でも強いのか」を実証する意味で、過去最高の動画と言っても過言ではない。急上昇ランキング1位を獲得し、再生回数が300万を突破しているのも納得の結果だ。