いたずらで強盗をしたYouTuberを誤って射殺 海外でも”迷惑系YouTuber”が問題に

 アメリカで2月8日、YouTube用の動画を撮影するためにいたずらで強盗を行った男が、誤って射殺される痛ましい事件が発生した。

発砲した人物は正当防衛を主張

 テネシー州ナッシュビルの公園でティモシー・ウィルクス(20歳)は、友人とともに肉屋用の包丁を手に持ち、あるグループに近づいた。すると、その輪の中にいたデヴィッド・スターンズ・ジュニア(23歳)は、冗談だと気づかずに銃を発砲。その後、ウィルクスの死亡が確認された。現地のメトロ・ナッシュビル警察に対してスターンズは、正当防衛のため、撃ったことを認めている。『WIS News 10』は動画も交えて報じている(参考:https://www.wistv.com/2021/02/08/police-man-shot-killed-after-prank-robbery-youtube-video/)。

 現地の警察は捜査を続けているが、逮捕者は出ていない模様だ。事件現場となったトランポリンがあるその公園に居合わたエミリー・イェーガーさんは「当時、小さな子供連れがたくさんいました。そのアイデアは、賢明ではないです」と語る(参考:https://globalnews.ca/news/7625038/youtube-prank-video-shooting-1-dead/)。

 YouTubeでは、コミュニティガイドラインで禁止事項を設けている。その中には「暴力的または危険なコンテンツ」も含まれる。いたずら強盗は、これに該当する可能性がある。その他にも「デリケートなコンテンツ」「スパムと欺瞞行為」「規制対象の商品」といったものが禁止されている。違反すると動画が削除され警告が発せられる・違反を繰り返すと、やがてチャンネル停止の処置が取られる。

 このことを理解していれば、無駄な努力だと分かり、今回の奇行には及ばなかったかもしれない。結果として若者の尊い命が失われてしまった。