自宅に戻った後、iPhoneの1つのケースからは、追加で78ドル（8000円以上）が出てきた。残った、複数のiPhoneやアップルウォッチに現金と、高価な品ばかりだ。

　iPhoneのコンディションをチェックした後、回収したiPhoneを起動し始める。その中を勝手に確認して、どこかに電話をかけ始めた。

　なんと電話に出たのは水没していたiPhoneの持ち主。当日の状況を聞く。酔ってiPhoneを川に投げてしまったそうだ。この男性は遠方に住んでいたので、紙幣とiPhoneを郵送すると約束した。

　そして数週間後に会った、こちらの女性はもう1つのiPhoneとアップルウォッチとの持ち主。高価な落し物が思いがけず戻ってきたことでとても嬉しそう。

　このようにマン・プラス・リバーでは、水中で回収したものを、できる限り元の持ち主へ返却しているのだ。Instagramにも撮影のオフショットと共に、不本意に失った「お宝」と無事再会を果たした持ち主たちの笑顔を見ることができる。

○紹介した動画
Found Stupid Amount of Stuff Underwater In River (Scuba Diving)
https://www.youtube.com/watch?v=n8b2xDSkaq8

○マン・プラス・リバーのYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV-KFx9A6HD7gZ3FoMNzt7g

○マン・プラス・リバーのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/manplusriver

■日比生梨香子
英国の大学を卒業後フリーライターになりました。山口百恵ファンです。サブカルチャーに関心があります。Instagram／note