東海オンエア・虫眼鏡が“ふんどし”の普及に一役 偶発的に発揮されるインフルエンサーとしての力

 今や人々の購買行動に大きな影響を与えている、ネットを中心に高い発信力を持つインフルエンサー。それがトップYouTuberともなれば、不意に紹介したコンビニエンスストアのお菓子が売り切れ状態になったり、コラボシューズが売れに売れて株式市場に影響を及ぼしたりと、社会的なニュースになることも少なくない。

 そんななか、愛知県岡崎市在住のトップYouTuberグループ・東海オンエアの虫眼鏡が、ひょんなことから日本の伝統的な下着である「ふんどし」の普及に一役買っている。

 きっかけとなったのは、1月17日に公開された「【人権皆無】ペアが揃ったら「カードに書いてあること」が執行されるスリリングババ抜き…」という動画だ。過酷な罰ゲームに定評のある東海オンエアが、ババ抜きの要領でペアになった罰を受けなければいけない、という過酷なゲームに挑んだ動画で、虫眼鏡はそこで「1ヶ月ふんどし姿で過ごす(外出時はアウター着用可)」という、この寒い時期に「おいしい」では済まされない“十字架”を背負ってしまったのだった。

【人権皆無】ペアが揃ったら「カードに書いてあること」が執行されるスリリングババ抜き…

 東海オンエアにとって罰ゲームの執行は絶対だ。その効力はプライベートの時間にも及び、SNSでは、虫眼鏡がラジオ収録の現場にもきちんとふんどし姿で現れていることが報告されている。

 そんな状況に素早く反応したのが、ふんどしの普及、及び、人々のふんどしに対する理解と関心を高めることを目的として活動している「日本ふんどし協会」だった。動画の公開直後、公式ツイッターで「この度ふんどしの普及にお力をお貸し下さり誠にありがとうございます!これから1ヶ月間もしよければ我々からもふんどしをご提供させていただけませんでしょうか?」と虫眼鏡に呼びかけ、面白がる視聴者を巻き込みながら、実際にふんどしを提供した。

 それを受け取った虫眼鏡は、「日本ふんどし協会さまから「ふんどし1ヶ月分」をプレゼントしていただきました…壮観… ルール上ふんどしが人様の目に触れるので、こんなおしゃれなやつはテンションあがります」と、意外なデザイン性と就寝時の着心地のよさを伝えていた。

 東海オンエアといえば、『愛知県の中だけで「47都道府県のお土産」揃うんじゃね?』という動画の中で取り上げた奈良県の歯ブラシメーカー・EBISUからも感謝の手紙と商品を送られたこともあった。彼らはすでに流行しているアイテムを動画でフィーチャーすることは少なく、YouTuberの鉄板コンテンツとなっているカップ焼きそば「ペヤング」の変わり種商品も、サブチャンネルでサラッと食べる程度。一方で、今回のふんどしのように「ちょっと面白いもの」を偶発的に扱い、ファンの関心を集めてしまう、という珍しい存在だ。