TikTokと伝統文化のコラボが生み出す“社会的意義” 『TikTok HANABI LIVE』から考える
日本だけでなく、世界各地でもいまだ新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、世界有数のプラットフォームとなったTikTokのリーチ力と、世界のユーザーと同時につなぐことができるライブ配信機能「TikTok LIVE」をもって、同コンテンツが同時通訳付きで配信されたことは、日本文化の輸出という観点からも、大きな意義があると考える。
国内においても、若年層を中心に幅広い世代に人気のTikTokにこうした伝統文化の取り組みを打ち出すことは、文化の継承という観点でも大きなメリットがあると感じる。
今回対象となっている花火や、すでに実施されたアートに関連する取り組みもそうだが、新型コロナウイルスによるダメージは、日本独自のカルチャーやローカル文化、市場規模が小さく体力のない業界が疲弊していたり、出口が見えない状況だったりと、計り知れないものとなっている。TikTokのような世界的な巨大プラットフォームが文化の多様性を理解し、その魅力を国や地域の機関と協力してグローバルに発信する施策が、一つひとつの文化を助けることにつながっていく。人々に楽しさを与えるだけでなく、社会的な意義を果たす取り組みが行われていることを、いちユーザーとして誇りに思いながら、次の施策にも注目していきたい。
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