テレワークのQOLを爆上げ! iPad導入で捨てられるもの6選
参考書とノート
iPadがあれば参考書やノートはもう必要がない。多くの書籍はKindleで購入できるし、ノートをまとめるのも「GoodNotes 5」というノートアプリを導入すればすべて解決だ。
iPad は画面を二分割できる「スプレッドビュー」という機能が利用できるため、画面の半分はKindleで参考書を開き、もう半分はノートアプリを開いてノートを作る、という事が可能なのだ。いちいち参考書のページを手で押さえながら書き写す必要はない。
もちろん、既に持っている参考書全てをKindleで購入するのは現実的ではないかもしれない。とはいえ、できる限りデジタルにすることで持ち歩く荷物が格段に減ることは間違いがない。少なくともノートだけは二度と買う必要がなくなるはずだ。
紙の書類
紙の書類が必須だった時代は過ぎ去ろうとしているのかもしれない。電子書類や電子印鑑等も徐々に浸透してきており、ペーパーレス化は着々と進んでいる。
しかし、いかに電子書類が増えたからと言って完全に消滅したかと言われればそうではない。場合によっては書類をいちいち膨大な資料の中から探す必要も出てくる事がある。
そんな時に便利なのが、iPadだ。iPadには書類をカメラで撮影するだけでテキストデータに変換して保存できる「Adobe Scan」等のアプリがある。これらの機能を利用するだけで、手元の書類をいちいち持ち歩いたり、膨大な資料の中から都度探す必要はなく、デジタルで管理ができるというわけだ。
なお、「Adobe Scan」はスマホでも利用できるが、書類の内容によってはiPadの方が画面が大きいため圧倒的に利用しやすい。
クリエイティブなセンス
iPadを持っていれば、クリエイティブなセンスを高めるためにデザインを学ぶ必要はなくなるだろう。こんなことを言うと、「やっぱりクリエイター向けのツールなんだ」とか、「クリエイティブな事全然しないから意味がない」と言われるかもしれないが、そんなことはない。
筆者自身、iPadはむしろあまりクリエイティブな活動が多くないビジネスパーソンこそ持つべきだと思っている。iPadにはクリエイティブなセンスが全くない人でも簡単に使いこなせる、デザイン用のアプリが豊富に揃っているからだ。
例えば、簡単にイラストやロゴを作成できる「Procreate」や、デザインが作れる「Affinity Designer」などが有名だ。Apple Pencilを利用することで誰にでも簡単に導入できるし、Adobe PhotoshopやIllustratorなどに比べても直感的で操作しやすい。その他にもバナーを作る専用のアプリやアイコン制作アプリ、画像コラージュアプリ等、枚挙に暇がない。
しかもそれらのアプリの多くにはアシスト機能が付いている為、自分自身にデザインの知識やスキルがなくても十分カッコいい作品が製作できるのだ。
現代では、全くクリエイティブな活動をしない、という人を探す方が難しい。どれだけクリエイティブとかけ離れているように見えても、企画書やレポート、資料作成には必ずデザインが必要だ。
そういった「いつも作ってる書類」もデザインの一工夫で読む者の印象を大きく変える事ができるかもしれない。その為、現代では一般教養としてデザインを学ぶビジネスパーソンが増えている印象だ。
しかし、クリエイティブなセンスを磨くのは並大抵のことではない。そんな時間は撮れないよと言う方はサクッとiPadを導入して周りと差をつけてみてはいかがだろうか。
iPadで作業を効率化し、生活の満足度を上げよう
以上、iPadを導入することで捨てられるものを6つ紹介してきた。これまでiPadに興味がなかった人にも、その良さが少しは伝わっただろうか?今回紹介した機能のほかにも、YouTubeを大きな画面で楽しめたり、ソファで寝っ転がってもPCのような作業ができたりなど色々な利点がある。
是非、iPadを導入してQOLを改善してみてほしい。
■長門繭
フリーライター兼イラストレーター。ブログ運営を中心に2016年からライターとして活動を開始し2018年に独立。エンタメ系、旅行、テック、時事など得意分野は幅広い。現在はイラストレーターとしても活動中。