ワンナイ、はねトび、生ダラ、ウリナリ……いまYouTubeで語られる往年の人気番組 “かつてのテレビっ子”歓喜の時代に?

 さらに、とんねるず・石橋貴明の公式チャンネルでは7月に清原和博が登場する動画を3本立てで公開。1、2本目の動画では高級焼き肉店で対談し、ラスト3本目の動画では、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の恒例企画「男気ジャンケン」で対決して、視聴者を喜ばせた。

【清原和博3日連続スペシャル】最終夜 ~石橋、清原和博をずっと応援するってよ~

 これらの動画はおそらく、YouTubeのコア視聴者層とされる10代~20代前半のユーザーからすると、ポカンとするような内容だろう。しかし、上記の動画いずれのコメント欄にも「懐かしい」といった声があふれ、低評価をはるかに上回る高評価が付けられている。若者のメディアとしてのイメージが強いYouTubeだが、こういった「懐かしの邂逅動画」が好調なことを鑑みると、テレビ黄金期を知る“非YouTube世代”も定期視聴するメディアへと変貌しつつあると言える。

 芸能人のYouTube参入が続く現状を踏まえると、今後も同様の動画は増えるだろう。そして、それらの動画はコメント欄でユーザーが当時の思い出を語り合い、ノスタルジーを吐露し合う、かつてテレビっ子だった30・40代のYouTubeにおけるオアシスとなりそうだ。

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