2021年も有名人のYouTubeデビュー止まらず 指原莉乃、森山直太朗などチャンネル開設続々
有名タレントのYouTuberデビューが相次いでいる近年、新たなチャンネルをピックアップするとともに、その方向性や内容を検証する本企画。年末年始でも、現在テレビで大活躍中の女性タレントをはじめ、歌手やお笑い芸人、経済学者など、はやくも注目のチャンネルが続々誕生している。
ノッチ「ノッチちゃんねる」12月28日デビュー
お笑いコンビ・デンジャラスのノッチが、バイクについて発信する個人チャンネルをスタートさせた。なんでも、彼はバイク歴39年と、芸歴(33年)を上回る生粋のバイク好き。実家が自転車・オートバイの専門店ということもあり、所有しているバイクは現在20~30台にも及ぶというから驚きだ。
初回動画では、番組の企画で買った“Myバイク”の 「ハーレーダビットソン ストリート750」を紹介した。その途中、電動ママチャリに乗ってノッチの妻・友美さんも颯爽と登場。
ノッチの掲げた「半年でチャンネル登録者数5万人」という目標を聞くと、「多分あなた単独だと…誰かにおんぶに抱っこしてもらわないと無理」と早速コラボを薦める友美さん。また、目標が達せられなかったときには、“現在所有している3台のバイクのうち、1台を売る”という罰ゲームを課せられる羽目に。
前途多難(?)な状況でスタートしたノッチのYouTubeだが、初動画からコンスタントに動画をアップしている。現在は登録者数2,600人越え。果たして、ノッチの運命やいかに!?
竹中平蔵「竹中平蔵の平ちゃんねる」12月29日デビュー
経済学者であり、元国務大臣の竹中平蔵がYouTubeチャンネルをスタートさせた。12月29日には“開設予告動画”とした動画を投稿し、自身が経済学を学ぶきっかけとなった学生時代のエピソードなどを話した。
このチャンネルでは、「経済や身近な話題を斬り込み解説」をテーマとし、初動画以降、コンスタントに解説動画をアップしている。
視聴者の反応はやや冷ややかで、動画への低評価や彼が大臣時代に行ってきた経済政策についての批判コメントが殺到する事態となった。現在は、評価やコメントを非表示にし投稿を続けているが、視聴者はどのように受け止めているのだろうか。
指原莉乃「さしはらちゃんねる」1月1日デビュー
アイドルグループ・AKB48の元メンバーであり、現在はタレントとして活躍中の指原莉乃が、ファン待望のYouTubeチャンネルを開設した。開設の理由については、MC業などが増える中で「テレビで自分の事を話す機会が減っている」とし、「ファンの方が喜んでくれたら」と話した。
1本目の動画については自身で編集も行っているそうで、「SEの乱用」といって効果音を多用するなど、初めての動画編集をすっかり楽しんでいるようだ。企画については「メイク動画とかは喜んでくれるのかな~」などと言いつつも、企画のために最初に用意した物はなぜか「もち米」だと言い、着飾らない素の彼女が表れている。
今後は、週1アップを目指すとし、食べたりしゃべったりゲームしたりと、試行錯誤で進んでいきそうだ。幅広い層から認知されている彼女のYouTubeは、今後も人気を集めるに違いないだろう。他のタレントYouTuberとの豪華コラボにも期待したい。