明石家さんま、YouTube参戦の可能性? 宮迫博之&中田敦彦の必死の願い届くか

 まさかのお笑い怪獣登場はあり得るのだろうか。

 雨上がり決死隊の宮迫博之とオリエンタルラジオ・中田敦彦が12月15日と16日、宮迫の公式YouTubeチャンネルにて対談動画を投稿した。話題は、彼らがホストを務めるYouTubeのトークバラエティ番組『WinWinWiiin』で誰をゲストに呼びたいか、だった。

【本気】明石家さんまさん。僕たちの話を聞いてください

 11月21日に、手越祐也を初回のゲストに招いてスタートした同番組。12月19日に配信された第2回目には、キングコング・西野亮廣が登場した。

【宮迫×中田】西野亮廣(前編)〜12年 夢を信じぬいた男の死闘〜【Win Win Wiiin】

 対談動画では、EXILEのHIRO、ZOZO前社長の前澤友作氏、成宮寛貴として活動していた元俳優の平宮博重氏、爆笑問題、石橋貴明などがキャスティング候補として列挙される中、お笑い界最大のビッグネームの一つ「明石家さんま」の名前も挙がった。

 さんまは、11月7日に放送されたレギュラーラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)の中で、冠バラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の企画の一環として、公式YouTubeチャンネルを立ち上げる構想があることを明かした。企画は、渡部健や木下優樹菜など、世間を騒がせた芸能人のもとへ訪問するという内容で、突撃先候補の中には宮迫も含まれていた。

 このラジオでの発言について、宮迫が「嘘かほんとかわからないけど、俺とか渡部のところにYouTubeで現れるみたいなことを……」と切り出すと、中田はすかさず「さんまさん、『WinWinWiiin』に来てください。もう“YouTubeが敵だ”とかそういう時代じゃないんですよ!面白いものはどこでやったって良いんですよ!」と冗談めかしてアピールしていた。

 かねてよりさんまは、「YouTubeはテレビの敵」と公言しており、実際にこれまで一度もYouTube動画に出演したことがない。また、5月3日放送の『ヤングタウン土曜日』では、吉本の芸人が次々とYouTuberデビューしている現状を踏まえたうえで、「YouTubeなんか絶対出ないと思うけども。俺がYouTube出たらあかんやろ。テレビで生きてきた人間が、テレビを守ろうとしてるからな、俺は」と述べている。

 ルーツは噺家だが、『ヤングおー!おー!』(毎日放送)で関西の人気者になり、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)で国民的スターの地位を不動のものとして以来、30年以上テレビで売れ続けているさんまは、テレビ生れテレビ育ちの生粋のテレビタレント。というより、むしろ、テレビの象徴のような趣さえある。本人にもその自覚があるだろうし、多くの人が“テレビスターとしてのさんま”を期待しているのだから、軽い気持ちでYouTubeに出られるはずもない。あくまでも、『向上委員会』、つまり冠テレビ番組の派生企画としてYouTubeに取り組むことはあっても、混じりっけなしの純然たるYouTube番組である『WinWinWiiin』に出演する可能性は、現状では高いとは言えないだろう。

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