Google、世界規模での障害は「認証管理システムの問題」 リモート授業も一斉停止に

コロナ禍のリモート化で影響が拡大、今後の対策が急務

 障害発生時にGoogle Classroomが一時的に利用できなくなり、リモート学習している多くの生徒がアクセスできなくなったと『CNN』は報じている(参考:https://edition.cnn.com/2020/12/14/tech/google-youtube-gmail-down/index.html)。

 また、Googleのクラウドサービスに依存する多くの企業が不便したと『VentureBeat』は報じている(参考:https://venturebeat.com/2020/12/14/massive-google-outage-takes-gmail-youtube-google-docs-and-other-google-services-offline/)。

 Googleは「Gmailの問題は解決しました。ご不便をおかけして申し訳ございません。ご理解とご支援をお願いします。Googleはシステムの信頼性を最優先事項として、継続的な改善を行っていきます」と謝罪している。

 コロナ禍でリモート化が進んだため、今回の障害の影響も一段と拡大した模様だ。ひとまず、問題は収束したとのことで、世界中でうろたえた多くの人々が、胸を撫で下ろしていることだろう。

 Googleがくしゃみをすると世界が風邪を引く状況が、ますます顕著になってきており、何らかの改善策が待たれるところだ。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

関連記事