4種類のゲームで全集中プレイ!! 『鬼滅の刃 エアホッケー』を遊び倒して感じたこと

 2020年12月5日、エポック社は、国民的人気テレビアニメである「鬼滅の刃」のキャラクターたちがデザインされた『鬼滅の刃 エアホッケー』を発売した。都会の実店舗やインターネットショップのほとんどでは予約がすぐに埋まってしまい、「欲しかったけれどまだ手に入れられていない」という人は多いようだ。

 そんな状況下で、東京から遠く離れた田舎の街に暮らす筆者は、とある家電量販店で『鬼滅の刃 エアホッケー』の入手に成功した。今回は、多くの人から注目されている『鬼滅の刃 エアホッケー』を家族で遊び倒した様子を徹底的にレポートする。

 『鬼滅の刃 エアホッケー』の大きな魅力、それは、「本学エアフローシステム」が搭載されていることだ。盤面に乗せたパックがまるでゲームセンターのパックのように浮いて移動するため、アタックしても盤面との抵抗でパックが減速することなくゴールへ向かっていく。想像以上のスピードでパックが移動するため、ある程度動体視力に自信がある人でも、パックの動きを追うことは難しいだろう。

 また、プレイヤー同士がパックをアタックし合う「エアホッケーゲーム」だけでなく、「シューティングゲーム」や「スーパーショットゲーム」、「ポイントゲットゲーム」といった全4種類のゲームが遊べるようになっているのも魅力。長く遊び続けても飽きない工夫がされているので、「せっかく買ったのにすぐに使わなくなってしまった」という事態が起こりにくいのも良いところだ。

 さらに、最大4人まで同時に遊べることから、兄弟はもちろん、親子や親戚、友人同士で盛り上がれるのも、このおもちゃだからこそ味わえる楽しみだと言えるだろう。

 盤面には、炭治郎、伊之助、善逸、禰豆子が描かている。カラーが緑とピンクに分かれており、性別を問わず受け入れられやすいデザインとなっているのが特徴だ。各プレイヤー側の再度には得点カウンターが設置されており、パックが何回入ったのかを0~15点まで記録できるようになっている。

 アタッカーやゴール、アーチなどは、子どもでも説明書を見ることなく感覚的に組み立てられるようになっている。

 ただし、パックにシールを貼る時は注意が必要だ。パックの凹みに合わせてシールを貼らなければ、バックの滑りが悪くなってしまう危険性があるので、必要に応じて大人がサポートしなければならない。

 全てのシールを張り終えると、上の画像のようになる。盤面全体が「鬼滅の刃」の世界観で覆い尽くされるので、子どもたちは「水の呼吸!!」や「雷の呼吸!!」などと叫びながら興奮気味にパックをアタックしていた。パックが移動できる盤面の広さは45×28cm程度とそこまで広いわけではないが、子どもにとっては十分なサイズのようだ。

 親子でプレイすれば家族で盛り上がることができる。アタッカーの大きさには大と小があるため、小さいアタッカーを使えば、一人前の大人でも大人気なく遊ぶことになるだろう。また、三角や星型のパックを使うと、狙った場所にアタックするのがさらに難しくなるのも面白い。子どもとの勝負が互角になるため、「もう一回勝負だ!!」という言葉が大人から出るのは必至だ。

関連記事