『今日好き 星空編』第3話ーー「れおんにしか興味ない」かこの潔いアピールに焦るまりあ

 『星空編』2日目の旅は、再びグループ別行動に。ここでは、れおん(丸田怜音)×かこ(北村華子)と、はると(中野晴仁)×まりあ(鈴瀬まりあ)がアミューズメント施設でのフリータイムデート、かずゆき(松本和志)、よしき(椿善稀)、るな(黒咲月)、るか(早河るか)、このん(能登谷このん)がオリジナルアクセサリー作りを楽しむことが決まった。女子陣が出発前に行なった“花飛ばし対決”に勝利し、気になる男子を自由に指名したかことまりあ。ただ、まりあは先ほどまで共にペアルックのTシャツを着ていたれおんではなく、はるとを指名。これには、はるとに好意を抱くるなとるかも驚きを隠せない。

 そんなはるととまりあは、ジェラートを食べながらツーショット。実は、まりあは当初、れおんを指名する気でいたのだが、かこの方が一手早く、思わず自身が退いてしまったとのことが、この日の夕方に明かされる。ただ、はるととはお互いに波長が合うとのことで、彼と過ごす時間も楽しそうだ。女子側からの告白に気を揉んでいると相談すると、むしろ自分の想いを伝えられるチャンスではないかと励まされるなど、有意義なひと時になったようだ。

 一方、アクセサリー作り組で気になるのが、『秋月編』から継続メンバーの男子2人。こちらは、現在両想いで親しそうに戯れるよしき×このん、はると不在で黙々と作業を続けるるなとるかなど、各々の作業目的が異なる様子だ。その途中、話題はかずゆきとよしきが『秋月編』で失恋したあやの(西綾乃)に。2人ともキモチを切り替えることはできたものの、よしき曰く今の状態は「健康的な感じではない」ようだ。たしかに以前に比べてどこか表情に陰りがあるのは事実なのだが、その言葉はこのんの前で言うべきではなかったかもしれない。彼女の心にはトゲのようにチクリとなる一言だ。

 とここで、るながかずゆきをツーショットに誘う。振り返れば、かずゆきが初日の昼食時、るなに第一印象で気になった相手を尋ねた際、その答えを聞き出すことはできなかった。その理由は、るな曰く「答えられなかったのは、かずくんだったから」という、なんとも胸キュンな展開。なんでも、るなが少し人見知りぎみなことですれ違いが生まれ、かずゆきは自身が「嫌われている」のではと考えていたとのこと。

 その不安も喜憂だったのだろう。るなはポケットからおもむろにマジックペンを取り出すと、自分の手に落書きしてほしいとかずゆきに求める。これは、彼が『秋月編』でありさ(益田愛里沙)と屋形船デートをした際のサプライズと同じもの。結果的に、当時のかずゆきはありさを振った形となったために、まさにとんでもないおねだりだ。しかしながら、かずゆきは笑顔で応え、るなの手のひらに彼女の似顔絵と「あざす」というややチャラ男気味な想いをのせる。しかし、るなはその後のインタビューにて、このシーンに好印象を示していたが、一方のかずゆきは、はるととデート中のまりあの存在が気になるようだ。

 また、よしき×このんは早速、前述した手作りのブレスレットを交換。よしきからは「ずっと着けとくわ」と嬉しい言葉が出るなど、2人ともよい雰囲気だ。すると、先ほどの一言がやはり引っかかっていたのだろう。このんは、あやのからキモチを切り替えた上で「健康的な感じではない」と語っていた言葉の真意を尋ねる。それに対してよしきは、このんはあやのと同じ“気になる相手”であるはずなのに、当時のあやのに取っていた態度とは異なってしまうことを自覚していると返答。この思い通りにコントロールできない感情が、アクセサリー作りの際に発した言葉の背景だったわけだ。

 その想いをしっかりと受け止めたこのん。「無理してるのかな……」「申し訳ないとかはマジで思わなくて」と、よしきの核心を突く質問をあえてストレートにしながら、彼の傷心を和らげるにまで至った。よしき自身も、彼女の“気楽でいい”という言葉に救われたと振り返っている。その上で、このんはすでに告白の相手を絞り、「よしきくんへのキモチが大きいです」と宣言し、よしきも「気になっている人は一人しかおらんから大丈夫」と、すでにカップル成立を約束するような場面も。よしき、よくここまで挽回したね……。

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