コロナ禍でオンラインコンテンツの消費時間は1日7時間に eラーニング市場は4兆円成長見込み

コロナ禍で爆増するオンラインコンテンツ

“ステイホーム”でeラーニングが好調 4年で4兆円の成長見込み

 インターネット利用時間の増加は、健康におよぼす影響やオンラインいじめの加速など、しばしばネガティブな傾向として捉えられてきた。しかし、学習機会の増加や市場の経済成長と、プラスの側面も多くある。

 英国の調査企業、Technavioのレポートによると、eラーニング市場は、2020年から2024年の4年間で380億ドル(約3兆9500億円)の成長が見込まれるという。期間中の予測年平均成長率は11%を超えるなど、コロナ禍にありながら市場の未来は明るいようだ。

 消費者向けのサービスはもちろんだが、企業が従業員に対して行うトレーニングのオンライン化が、市場の成長を後押しする大きな要因だという。同社は、トレーニングコストを削減することができれば、企業は計り知れない成長の機会を得るとしている。

 市場を牽引する企業としてArticulate Global IncやPeopleFluent Holdings Corp.などの名前が上がっており、今後さらなる注目を集めるだろう。また、アジア太平洋地域はシェアの41%を占めるといい、eラーニング分野においても経済成長を感じさせる。

 オンラインコンテンツの成長は、今後もしばらく続きそうだ。

(画像=Pexelsより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://doubleverify.com/four-fundamental-shifts-in-media-and-advertising-during-2020/
https://finance.yahoo.com/news/corporate-e-learning-market-grow-204500140.html

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