ピカチュウ、家でも大量発生チュウ!? 着ぐるみスタイルのミニロボに注目
筆者の正直レビュー このおもちゃのいい点、気になる点
30分ほど遊んでみて正直に感じた点をピックアップしてみよう。
【いい点】
・これまでのピカチュウ玩具にはない「着ぐるみ」要素
・着ぐるみピカチュウとしての「リアリティ」
・リアクションがバラエティに富んでいる
・しばらくすると電源が自動OFFになる
【気になる点】
・モーター音がかなり大きい
・起毛素材のため、床汚れがつきやすい
・内蔵機器都合上、真っすぐ立つタイミングが計りづらい
フィギュアとしても、玩具としても大変楽しめるこの商品だが、子どもが気兼ねなく遊ぶには、汚れを気にしたり、時間帯を選ばなくてはいけないというのが正直な印象だ。
シルバニアファミリーなどにも採用されている起毛素材を洗浄するには、内蔵された機械に気を使いつつ大人の手を借りることが必須だろう。
だが、それを踏まえれば子どもと大人が一緒になって楽しめる最高のミニチュアロボットだ。
ポケモンは今や親世代にもなじみ深いアニメ
プリキュアシリーズ、戦隊・仮面ライダーシリーズなど長寿番組はおおけれど、一人のキャラクターを主人公として長く愛されているアニメーションはそれほど多くない。さらにそこに、先端技術も組み込んだ知育も可能とするおもちゃをリリースした番組としては、唯一無二と言えるのではないだろうか。
クリスマスプレゼントに『ピカチュウあるくでチュウ!』でポケモン愛を高め、12月25日公開予定の『劇場版ポケットモンスター ココ』を観に出かけて、家族全員でポケモンに思いをはせる冬休みも、とても魅力的だ。
■皐月彩
脚本家、小説家。代表作『ウルトラマンR/B』『ウルトラマンタイガ』。円谷プロダクション『ウルトラマンジード』の制作に携わった後独立。現在オリガミクスパートナーズ所属。