AIは人間の仕事を“奪う”だけでなく”増やす”側面もーー米研究結果が話題に
コロナ禍で倒産が相次ぐなか、新たな仕事も生まれつつある。そのひとつがAIを扱う仕事である。インドの経済紙「エコノミック・タイムズ」は、大手求人サイト「Indeed」による発表内容を引用し、2019年6月から2020年6月までの間にAI関連の求人検索数が106パーセント増加したことを報告している。ちなみに、コロナ禍真っ只中であった2020年3月から7月までのAI関連の求人検索数は20パーセント増だ。AI関連の求人数が気になるところだが、2019年8月から2020年8月までの間で28パーセント増となっており、過去2年間と比べても堅調な伸びを示している。
オンライン診療やテレワークの恒久化に向けて動き出していることを考慮すると、こうした傾向が一過性であるとは言い難い。AI関連の求人数は今後も増え続けることが予想される。
(画像=Unsplashより)
■大澤法子
翻訳者、ライター。AI、eスポーツ、シビックテックを中心に動向を追っている。
〈Source〉
https://hai.stanford.edu/blog/link-between-artificial-intelligence-jobs-and-well-being
https://economictimes.indiatimes.com/jobs/ai-related-job-searches-rising-steadily-indeed/articleshow/77951202.cms