kemio×水溜りボンドが語る「クリエイターとしての武器」 40分の対談で互いへのリスペクトを送る

 「一瞬で思いついたフラッシュアイディアが評価されたりするから、クリエイティブってほんとにわからない」と言うトミーに、kemioも「ちゃんとした企画が伸びないで、朝ふと思いついたことが伸びたりする」と共感する。しかし、トミーは「kemioくんの世に訴える共感力の高さは異常だから、それが企画より勝っちゃうのかもしれないね」と、kemioの持つインフルエンサーとしての“武器”について言及。そして、“毎日投稿終了”の件も含め、「kemioくんが、人気になったタイミングで海外に行くってなったとき、周りの反発に対して『僕の人生なんで』って言えちゃう人はこれまでなかなか日本にいなかった。自分たちも変化していくタイミングがいくつかあったが、あのときのkemioくんほどの大体な決断ではまだないなというのを毎回感じてる」とトミーは語った。

 これに対して、毎日投稿で圧倒的に時間がないなかで、イベントや大型企画に向けてすぐに行動を起こす水溜りボンドに、「私に足りないのはそこです!」と語るkemio。照れもなく、本心からリスペクトしあえる関係であるとともに、「いや、NYにすぐ行ったじゃん!」とツッコめる空気感が心地いい。

 世間からはまだ、“YouTuber”という言葉で一括りにされがちだが、それぞれのクリエイターがさまざまなアプローチや強みを持ち、多くのファンを獲得していることが伝わってきた、今回の対談。ほかにも、「今年より別々の家で住むことになって、さみしくないですか?」など、kemioだからこそ二人に突っついてくれる質問が盛りだくさんの40分なので、ぜひ全編をSpotifyアプリで楽しんでほしい。次回10月16日配信分のゲストも水溜りボンドなので、ぜひ次回チェックも忘れずに。

■『kemioの耳そうじクラブ』
https://open.spotify.com/show/1K8JA40AaeCPaIrdsr42gI

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