『ゴッドタン』出演、芸人YouTuberの魅力とは? かまいたち、ニューヨーク、さらば青春の光、ダイアンまで
かまいたち「かまいたちチャンネル ねおミルクボーイ」
「ゴッドタン」にゲスト出演した4組のうち、もっともチャンネル登録者数が多かったのが、かまいたち(山内健司、濱家隆一)の「かまいたちチャンネル ねおミルクボーイ」で、57.5万人(8月25日時点)。
チャンネルのコンセプトは「芸人ではなくYouTuber」。番組で山内は「『俺、芸人なので』っていう尖りは全くいらない」「YouTubeはみんながやってることを自分もやるのが良い」と発言しており、その言葉通り、ゲーム実況に挑戦したりと、ルーティンを紹介したり、瑛人の「香水」をカバーしたりと、いわゆるYouTuber的な動画を多数投稿している。
「郷に入っては郷に従え」的にYouTubeの原理原則に則るかまいたちのチャンネルに、奇をてらった企画は少ない。どちらかといえば王道のYouTubeチャンネルの趣きだ。
そのため、チャンネル内でバズった企画の一つとして、かまいたちがピックアップした3月31日公開の動画「【ボウリング】かまいたちが本気でボウリングしたら名言が連発!!(再生回数106万回・8月25日時点)は、山内と濱家の2人がボウリングで競い合うだけのシンプルな内容。しかし、ボウリングの最中に繰り広げられる2人の掛け合いが面白く、凝った企画ではなくとも、何気ないフリートーク一つで笑いがとれる万能型芸人・かまいたちならではの動画と捉えることもできる。
ダイアン「ダイアン公式チャンネル」
チャンネル登録者数11.6万人(8月25日時点)とまずまずの登録者数を誇るダイアン(ユースケ、津田篤宏)の「ダイアン公式チャンネル」。
ユースケによると、始めた理由は「まわりが始めたから」で、企画に関して「はじめは自分たちで考えていたけど、途中からスタッフさんに任せている」とのこと。劇団ひとりから「モチベーションはそんなにない?」とツッコまれると、「スタッフさんがグループLINEで何か言ってきても返事をしないときがある」と告白するなど意識は低めだ(もちろん、テレビ的な演出ではあるだろうが)。
そんなダイアンが一押しとして挙げていたのが、57万回再生(8月25日時点)を記録した動画「【ダイアンYOU TUBE】漫才後のルーティン」。ルーティン動画の鉄則は、YouTuber本人のリアルな公私の習慣を紹介することにある。ところが、本動画はルーティンとは名ばかりのコント動画となっており、これに対して、真面目にルーティン動画を投稿している山内は「1番ダメなやつ。裏側を知らないのにボケられてもワケが分からない」とバッサリ斬り捨てていた。
以上のように、それぞれのコンビの個性が光る4組のYouTubeチャンネル。本稿で紹介した以外にも魅力的な動画が多数投稿されているので、興味のある方はぜひ覗いてみていただきたい。