ヒカキン、現代アートの巨匠・村上隆の作品を購入 動画で公開したその内容と価格は?

 人気YouTuberのヒカキンが7月19日、『【超高額!?】ヒカキン、初めて高級アートを購入する【芸術】』と題した動画を公開した。

 高額なブランド品や、話題の商品の大量買いなど、これまでさまざまな“買い物”で視聴者を楽しませてきたヒカキン。一方で、兄のセイキンのように高級車を購入することもなく、現在住んでいる高級マンションも、撮影の利便性とプライバシーの保護を大きな目的として借りており、また今般のコロナ禍においては1億円もの寄付を行なうなど、“自分のため”というより、動画や社会貢献のためにお金を使うイメージもある。そんなヒカキンが気に入り、初めて購入した芸術品とは、いったいどんなものなのか。

【超高額!?】ヒカキン、初めて高級アートを購入する【芸術】

 動画の冒頭、「アートデビューですよ、ついにヒカちゃんも!」と上機嫌に報告したヒカキン。あるアート作品と出会い、「これこそ、私のアートデビューにふさわしい作品だ!」と一目惚れして、即購入したという。

 丁寧に梱包されたその作品は、現代アートの巨匠・村上隆が手がけた国民的キャラクターとのコラボ版画『ドラえもん ありがとう』だった。ヒカキンも実物を見るのは初めてだそうで、ジャイアンの名台詞を引用して「心の友だよ!」と感動していた。


 小さい頃から『ドラえもん』が大好きで、村上隆がユニクロとコラボした、激レアなぬいぐるみもゲットしていたヒカキン。村上の作品も大好きで、今回の『ドラえもん ありがとう』にも運命を感じたと、思い入れを語った。

 どうしても気になってしまうのはその値段。動画内でヒカキンも語っていたように、村上隆といえば、かつて『マイ・ロンサム・カウボーイ』と名付けられたフィギュアが、サザビーズのオークションで約16億円で落札されたこともある、「日本人として最も価格の高いアーティスト」(ヒカキン)だ。ただ、この作品は版画だということもあり、20万円だったという。それでも決して安価とはいえないが、ヒカキンなら10倍、もしかしたら100倍の価格でも購入したかもしれない。

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