『ベヨネッタ&ヴァンキッシュ』発売 3Dアクション&TPSの名作が1本にまとまって新登場

『ベヨネッタ&ヴァンキッシュ』レビュー

映画顔負けのアクションシューティング『ヴァンキッシュ』

VANQUISH -TGS 2010 Trailer

 『ベヨネッタ』が現代とファンタジー要素の入り混じった世界だとすれば、『ヴァンキッシュ』は近未来を彷彿とさせるアクション映画テイスト満載のSFシューターだ。DARPA(国防高等研究計画局)に所属する「サム・ギデオン」は、クーデターを企てる組織に奪われたスペースコロニーを取り戻すため、鋼鉄よりも硬いバトルスーツに身を包み、無慈悲な機動兵器で溢れかえった戦場に赴く。身体感覚を鋭敏化する「ARモード」を使い、敵ロボットに銃弾の雨を叩き込もう。

PS4『BAYONETTA&VANQUISH』ヴァンキッシュ デモプレイ映像

 特筆すべきポイントは、何と言ってもド派手なアクション。コントローラーを握っているプレイヤー本人が「カッコいい!」と叫びたくなるほど、実に様々なモーションが用意されている。ゲーム自体はTPS(サードパーソンシューター)だが、回避やブーストといったアクションのおかげで、かなりスタイリッシュな戦闘が楽しめるはずだ。上述のARモードと組み合わせれば、アクション映画も顔負けの大立ち回りも演じられる。こうした高いアクション性を担保する一方、必ずしも複雑な操作を求められるわけでもない。「撃ちながらあれこれボタンを押せるか不安……」といった初心者でも、ARモード中にオート射撃が有効になるカジュアル難易度を選択することで、安心して楽しめるだろう。

 2本の名作アクションゲームを一つにまとめた『BAYONETTA&VANQUISH』は、PS4向けに5月28日より発売中だ。

(画像=https://bayonetta-vanquish.sega.jp/より)

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。Twitter:@yuki_365bit

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