Amazonにデータ不正利用疑惑、ジェフ・ベゾスが米議会で証言へ

Amazonの後退は、まだ序の口?

 『Forbes』は「Amazonの後退は、まだ序の口かもしれない」と伝えている(参考:https://www.forbes.com/sites/kramermichael/2020/05/01/amazons-pullback-may-only-be-starting/#17dff5202012)。

 Amazonは、AWS (アマゾン ウェブ サービス)の業績が爆発的に伸びており、稼いだお金は思い切って再投資するというサイクルで成長を続けてきた。

 今回のパンデミックに際して、実店舗での消費が冷え込む中、Amazonのオンラインショッピングの利用は、大幅に伸びた。物流インフラとしての重要な役割が再確認されたが、規制当局や感染を恐れる従業員との対立が先鋭化。労働環境の防疫対策や営業の自粛等で、収益は圧迫されて、“骨折り損のくたびれ儲け”状態に陥ってしまっている。

 今後この危機的状況を乗り越えて、形勢を立て直すことが出来るか、Amazonの底力が試されることになりそうだ。

(画像=Pexelsより)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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