『バイオハザード RE:3』発売!  ”追跡者”こと「ネメシス」の恐怖が20年越しに蘇る

『バイオハザード RE:3』レビュー

非対称対戦ゲーム『バイオハザード レジスタンス』も収録

 『バイオハザード RE:3』には、本編と異なる非対称対戦型ゲーム『バイオハザード レジスタンス』も収録される。こちらはアンブレラ研究所の思惑を打ち破る「サバイバー」(脱出チーム)と、生物兵器やトラップを用いる「マスターマインド」(脱出阻止チーム)に分かれて戦うオンラインプレイ対応作品。サバイバー側は最大4人で力を合わせ、制限時間内にステージからの脱出を目指す。対するマスターマインド側は1人と少人数ながらも、ゾンビやトラップを呼び出すカードを扱える。双方ともルールにのっとってプレイする、本編に勝るとも劣らないやりこみ度を秘めた作品だ。

 『バイオハザード レジスタンス』の特色としては、両陣営ともにプレイアブルキャラクターの性能差が挙げられる。サバイバー側のキャラクターはそれぞれ得意なロール(役割)があるため、状況に応じて攻撃や回復など各々のスキルをいかんなく発揮することが求められる。一方のマスターマインド側も同じく、選択キャラクターごとに所有カードが異なる。それゆえ、サバイバーの逃走経路、ゾンビを出現させる場所、強力なボスモンスターの召喚タイミングを細かく見極めなければならない。チーム人数や目指すべきゴールこそ違えど、奥深い戦略性が横たわっているのは間違いないだろう。

 サバイバルホラー『バイオハザード RE:3』は、PS4/Xbox One/PC向けに4月3日より発売中。20年の時を経て蘇ったネメシス、もとい『バイオ3』の世界に興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてはどうだろうか。

(画像=http://www.capcom.co.jp/biohazard/3/より)

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。Twitter:@yuki_365bit

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