あっさり死んじゃうプレデターが多発! PS4版『Predator: Hunting Grounds』プレイレポ

『Predator: Hunting Grounds』プレイレポ

 全世界のプレデターファン垂涎の新作、『Predator: Hunting Grounds』。いよいよ発売まで一ヶ月を切り、期待も高まっている本作ですが、発売日に先駆けて二日間にわたりゲーム本編を体験できる「トライアルウィークエンド」が開催されました。筆者も早速体験してきましたので、今回はそのプレイレポートをお届けします。

 『Predator: Hunting Grounds』は人間4人からなる「ファイアチーム」と1人(匹?)の「プレデター」に別れて戦う「非対称型対戦」と呼ばれるジャンルのゲームです。ファイアチームは任務/目標を達成し戦闘区域から脱出すれば勝利、プレデター側は人間を全員始末することができれば勝利になります。また、本作の大きな特徴として、ファイアチームとプレデターどちらともと対立する第三勢力として敵性CPUが登場するところが挙げられます。このあたりがうまく絡みあって、戦術的な対戦が行えるところがキモになっています。

 と、いうことでまずは人間側である「ファイアチーム」のゲームプレイを詳しく説明していきましょう。マッチングが成立するとまず表示されるのがこのブリーフィング画面で、ゲーム開始時の出撃位置を選択することができます。当然プレデター側はこの選択を知らないわけですからちょっとした読み合いが生まれることになりますが、まだゲームの習熟度が全体的に低いフリープレイ時には「この選択が生死を分ける」というようなことはほとんど起こらなかったので、よくわからないプレイヤーは他の人の選択に任せるなり、適当に選ぶなりしてしまっても大丈夫。むしろブリーフィングがあることによって生まれる「特殊部隊っぽさ」を楽しむのがポイントでしょう。

 ファイアチーム側はいわゆる普通の「FPS」的な画面で進行していきます。4人で協力しながらゲリラなどの敵性CPUを退治し、物を探したり、一定時間襲撃から耐えたりなどの短期的な目標をクリアしていきます。目標の難易度自体は大したものではないので、同ジャンルに習熟したプレイヤーだったら朝飯前でしょうし、初心者でも大丈夫という感じです。ただし、プレデターさえ出てこなければ、の話ですが。

 任務をこなす中、当然敵プレイヤーであるプレデターは襲撃のタイミングを虎視眈々と狙っています。映画をご覧になったことがある方であればお分かりのことだとは思いますが、プレデターは高い身体能力と高度に発達した化学兵器を持つ強敵なので、(よほどのプレイヤースキルに差がないかぎりは)一対一で戦うのは無謀でしょう。時には団結してプレデターに立ち向かい、ときには体に泥を塗って隠れるなど状況に応じた戦術が必要となります。

 そうやってプレデターを殲滅し目標を達成する、或いは目標を達成しプレデターから生還することができればファイアチーム側の勝利です。プレデターが出てくるということを除けば極めてスタンダードな協力型FPSのゲームプレイですから、同ジャンルに慣れ親しんだプレイヤーであればすんなりと入門することができると思いますし、初心者の方はまずファイアチームで遊んでみたほうがいいと個人的には思いました。

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