『ドラ恋~Bang Ban Love~』第9話ーー番組史上初のベッドシーンで四角関係がさらに複雑化!?
また、はづき(木村葉月)は「(自分と主役を演じた)1話のことを思い返しても、今回のほくとくんは落ち着いていて、すごく堂々としていた。それを見てるのがウズウズした」と意味深な発言を残す。はづきにも、心境の変化があったのだろうか。
ほくとが持つマイルドな雰囲気や柔らかな声のトーンは、第1話の頃から何ら変わっていない。だが、それ以上にほくとの周囲への配慮や、両想いでなくとも諦めず、けれども押し付けがましくなく、そっと相手を見守る姿勢など、かっこよすぎる内面がどんどん浮き彫りになってきて、彼から受ける印象が変化してきたのではないだろうか。当初、はづきはほくとのことを「何を考えてるのかわからない」と掴みどころがない印象を抱いていた。
はづきが最初から想っていたたすくはみことのことが好きで、やっと両想いになれたかと思いきや、ずっと自分に好意を寄せてくれていたほくとが、今度はみことと主演ペアになり、二人の距離は急激に縮まっていく……ここに複雑な四角関係の誕生だ。
そして、本番を終えたほくとの心にも動きが。「みことちゃんって(演技中に)伝わってくるものがすごいから、お芝居していて面白いし、また違うシーンでも一緒にやってみたくなった」と振り返る。「今一番気になっている人は?」という質問に対しては、「今日が衝撃すぎて、わかんない。今までは、“次もはづきちゃんと”って思ってたけど、自分でもわからない」と素直な気持ちを吐露。ほくともまた前回のたすくと同じような状況に陥っているようだ。
対して、みことは「ほくとくんに何回『ありがとう』って言ったかわからない。お互いの気持ちを伝え合えて、沢山助けてもらえた」とほくとへの感謝を述べるも、気になる相手として名前をあげたのは……変わらずたすくだった。
ここに来て、また絡み合い出したたすく、みこと、ほくと、はづきの四角関係がどうなるのか、見応えが一気に増していく。
ついに、ドラマは最終話1話の台本を残すのみ。次話の予告編では、ペア決めを行わず、個人戦でのオーディションになることがアナウンスされていた。たった一人、まだ主役に抜擢されていないチワ(千綿勇平)は、自分の殻を打ち破ることができるのか。クライマックスに向けて、メンバーそれぞれの雄姿を、この目でしかと見届けたい。
■楳田 佳香
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで2019年の劇場鑑賞映画本数は約80本。Twitter
■番組情報
『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』
毎週土曜よる11時よりAbemaTVにて放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
配信はこちら。
(c)AbemaTV