今秋、iPhone 12がバカ売れする? アナリストが“スーパーサイクル”を予想

 新型コロナウイルスの影響により情報が錯綜している、iPhone 9(iPhone SE2)およびiPhone 12。海外メディアは生産から正式な発表・発売まで、そのスケジュールに混乱が生じていることを伝えているが、一方で2020年秋以降、新型iPhoneに“嵐のような需要”が訪れると予測する向きもある。

 『Forbes』は3月5日付の記事で、TF International Securitiesのアナリストで、Apple関連の予測に定評のあるミンチー・クオ氏のコメントを掲載。コロナウイルスのリスクを分散させるべく、AppleがiPhone 12のレンズ生産ルートを急ピッチで、多様化させていることを明らかにしたと伝えている(参考:https://www.forbes.com/sites/gordonkelly/2020/03/05/apple-iphone-12-2020-design-camera-flash-update-iphone-11-pro-max-upgrade/#43572d312fc6)。

 一方、iPhone 9(iPhone SE2)は、生産の最終段階にあるものの、サプライチェーンは、依然として混乱が生じたままのようだ。

 発表は3月が基本路線だが、コロナウイルスの影響で、テック系のイベントが中止されているため、予定通りに進むかは疑わしい。一般的に知られている、Apple新商品ローンチのこれまでのパターンが、2020年には当てはまらない可能性がある。

発表時期は2020年9月が濃厚も、諸説あり

 iPhone 12のリリース日について、『Tom's Guide』は、「iPhone 11のラインナップが2019年9月10日に開催されたAppleのイベントで発表されたため、2020年9月にiPhone 12が登場するのは当然の流れだ。発表日は、9月7日レイバー・デーかもしれない」と記している(参考:https://www.tomsguide.com/news/latest-iphone-12-news)。

 一方で、先行して5Gモデルを発表している競合メーカーに、シェアを奪われるのを少しでも防ぐために、Appleが例年より早い時期に発売する可能性も残されているという。ただ、前出のクオ氏は、通常よりも早いリリースは予定されておらず、例年通り秋になると見ているようだ。

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