佐藤健の“彼女気分”になれる公式LINEアカウント、人気の理由は?

 今、俳優・佐藤健のLINE公式アカウントが“恋人気分になれる”と話題だ。公式LINEは、好きな有名人や企業などのアカウントをLINEで「友だち」に追加すると、その有名人や企業からオリジナルメッセージを受け取ることができるというもの。

 佐藤健の公式LINEは映画『世界から猫が消えたなら』の公開を記念して2016年4月から設立されているが、友だち数は300万人を突破し、有名人の公式LINEの中で堂々の1位となっている。数多くあるメディア情報や映画の宣伝用の「公式LINEアカウント」の中で、なぜ佐藤健のLINEはこれだけ爆発的な人気を誇っているのだろうか。

送られてくるメッセージが彼氏

 普通の公式LINEは、友だち登録した直後に、そのお礼や通知の説明など堅苦しい文章が送られてくる。しかし佐藤健と「友だち」になると、本人から“あとでラインする”という文章と、ゆるくて可愛いスタンプが瞬時に送られてくるため、一気に親近感が増す。

 ほかにも、「元気か」「なにしとん」のように返信したくなるような“彼氏感”満載のメッセージが届く。このリアルな彼氏感の演出には理由があり、定型で自動返信されたものではなく、佐藤健本人が自分の言葉とタイミング、そして手打ちで一斉送信しているという。そのため“既読無視”をされることもしばしば。彼氏から返信を待つ彼女気分を味わうことができると好評だ。

会話が成立するとうれしい

 佐藤健から送られてくる写真には、仲のいい友人である千鳥・ノブが度々登場。たとえば、「ご飯行ってくる」という佐藤健からのメッセージの後にコメントをすると、千鳥・ノブの写真が送られてくる。これに対し「ノブ? と送ったら写真きた!」や「誰と行くの? と聞いたら写真が送られてきた」など、LINE上で会話が成立することが珍しくなく、タイミングによって“本人との会話”を楽しめるのも佐藤健公式LINEの魅力だ。また、「SUGAR(ライブ配信アプリ)のゲストがいます」というメッセージに反応すると、すぐに「ノブじゃない」と返信がくる。「ノブ?」などと送ったファンは、意外な返信に「話が噛み合ったー!」と嬉しさをSNSで投稿。“会話成立”がTwitterでトレンド入りを果たした。この面白さから、女性だけでなく男性からも人気を集める“彼氏・佐藤健”に、世の中は翻弄されている。

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