『いきなりマリッジ3』第12話ーー新婚生活4日目、“過去の恋愛”と“今の結婚観”について赤裸々に語り合う

 “新婚"生活4日目の夜。晩酌のおつまみを作って、タケルの帰りを待つナツキ。「料理が苦手」と話すナツキだが、何品も振る舞い、「食べてくれる人がいるのは嬉しい」と笑顔を見せる。タケルはナツキの用意した手料理を頬張り、「料理めっちゃ上手じゃん!」と絶賛。「結婚生活っていいね」「一人じゃないのが寂しくなくていいね」と笑い合うタケルとナツキ。“新婚"生活2日目にして深く語り合ったからか、二人はより自然に会話を楽しんでいるように見える。

 酔いの回ったナツキは、タケルの膝に頭を預け寝転がっていた。酔ったナツキはソファから落っこちたり、番組スタッフに「この人(タケル)優しいんですよ」とニコニコしたりと、お酒好きな彼女の新たな一面が露わになる。タケルはそんなナツキをあたたかな目で見守っていた。恋愛に自信がないナツキが、過去の恋愛について「私が悪かった(経験)しかない」とこぼしたとき、「すぐそっちに考えるのよくないなあ」と穏やかに意見するタケルの姿が印象に残る。

 話題はタケルの元カノについてへ。タケルはシンデレラ城の前でプロポーズするもフラれてしまった過去を明かす。しかし、その際に元カノから告げられた言葉に気付かされ、今は結婚相手に対して「相手の気持ちを変えるくらいの熱量で、相手と向き合いたい」と覚悟を決めていることを口にする。タケルの真剣な想いを聞いて、ナツキもまた、30歳を前にして変化した自身の結婚観について話し始めた。

 タケルとナツキは、朝まで語り合ったようだ。ナツキはソファで眠ってしまっていた。タケルはナツキをお姫様抱っこでベッドに運ぶ。寝ぼけていたナツキだが、抱きかかえられた瞬間、照れくさくなったのか「腰折れちゃうー」「死んじゃうからー」と恥ずかしそうに声をあげた。

 “新婚"生活4日目にして、ナツキはかなり自分をさらけ出している。不安をはっきり口に出せる彼女だからこそ、すぐに自然体でいられるのだろう。一方タケルは、まだ見えていない素顔があるように思えるが、彼のナツキを見守るような優しさは決して「営業」ではないと信じたい。次週、二人は“新婚"旅行へ。よりいっそう距離が縮まるのか、それとも……。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■番組情報
『いきなりマリッジ3』
毎週土曜よる10時~10時30分放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
第12話放送URLはこちら
(c)AbemaTV

関連記事