2020年、注目すべきゲームトレンドは「VR」と「サブスク」 決定的なサービスに期待
決定的なVRアプリ、登場なるか?
バーチャルリアリティ(VR)ゲームは、過去数年間で大きな進歩を見せているが、VRでしか体験できないコンテンツが欠落していると同メディアは報じる。
ほとんどのパブリッシャーは、既存のゲームをVRに適合させる(例:スカイリム VR、No Man’s Sky VR)、若しくは小さなスピンオフを作る(例:バットマン:アーカムVR、ウルフェンシュタイン:サイバーパイロット)という方法をとっているが、これはニワトリと卵のジレンマのようなものだ。
消費者はVRヘッドセットを購入する前にメジャーなVRコンテンツの提供を待っており、開発者はAAA VRコンテンツを作る前にVRをインストールするベースが増加するのを待っているが、今のところ決定的な一打はない。動きの早いゲーム業界にとって、節目の年になりそうな2020年。既存のサービスがその地位を確固たるものとするのか、それとも、新たなプラットフォーマーが登場するのだろうか。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。