フィッシャーズ、“テレビ出演”で振り返る大躍進の2019年 そしてさらなる活躍が約束された2020年へ

 中学3年の頃、“楽しい”を動画にすることから始まった、シルクロード(シルク)、ダーマ、ザカオ、ぺけたん、ンダホ、モトキ、マサイの7人からなる同級生集団・フィッシャーズ。いまやチャンネル登録者数は600万人に迫る、“日本一のグループYouTuber”だ。

 アスレチックで体を動かす動画や、様々なゲーム企画、文字通り“テンションを0から100にブチ上げる”「テンション0,100%」など、さまざまな動画でファンを楽しませ続けてきた彼ら。今年、メインチャンネルの累計再生回数が日本で1位になったり、“世界で最も再生されたYouTuberトップ10”で世界9位にランクインしたりと、動画が大人気であることはもはや言うまでもないが、彼らの活動はYouTube上だけに留まらず、その知名度はYouTubeの視聴者層以外にも広がっている。その意味で、本稿では2019年に目立った、フィッシャーズの“テレビ出演”を振り返ってみたい。

 今年最初のテレビ出演は、3月9日に放送された『おはよう日本』(NHK総合)。シルク、モトキが登場し、彼らが作った屋内型スポーツテーマパーク『フィッシャーズパーク』が特集された。「体を動かすだけでなく、動画を撮るとさらに楽しいうえ、アクションを動画映えし、かっこ良く撮れるセットが20あまりあることが特徴」と紹介され、鹿島綾乃アナウンサーが実際にチャレンジする様子などが映し出された。

【完成】フィッシャーズパークがついに完成したのでクリア見せます!

 続いて4月4日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS)では、なんとあの“山P”こと山下智久に「いま一番会いたい人」として指名され、シルク、ンダホ、モトキ、マサイが出演。フィッシャーズの動画で大流行した「ナンジャモンジャゲーム」に山下と、MCの櫻井翔、ゲストの菜々緒が挑戦した。「楽しいですね。このまま遊びに行きたいくらい!」と笑顔で話す山下に対し、シルクは「めちゃめちゃ来てもらいたい! ぜひぜひ、ゲームとかしましょう」と応じた。

【大流行】ナンジャモンジャゲームがくそ面白かったwww

 その2日後、4月6日放送の『オールスター感謝祭』(TBS)にも出演。名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」にシルクが出場し、大きな話題となった。さらに9月28日の同番組にはシルク、ンダホ、モトキ、ぺけたんが出演し、『世界陸上』とコラボした新企画「ぬるぬる障害物走」でぺけたんが見事優勝。MCの今田耕司に「感謝祭にもYouTubeの波が来ました!」と言わせる活躍ぶりで、地上波で大きな爪痕を残した。

 そして今年のフィッシャーズのテレビ出演の中で、この番組が最も印象に残っているというファンも多いだろう、9月30日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)。シルク、ンダホ、モトキ、マサイ、ぺけたんと、今年のテレビ出演の中で最多の5人が出演し、彼らの人気ぶりが大きく特集された。ギネス世界記録に認定され、大きな話題になった「1万人鬼ごっこ」の様子や、テレビ初公開となるシルクの自宅、フィッシャーズがここまでの成功を収めるまでのストーリーなど、彼らを知らない人にも魅力が伝わり、興味がわくような内容となっていた。

【ギネス世界記録™️】10000人で鬼ごっこしたら最多人数で世界1位になったゾォォォオ!!

 10月5日放送の『変装かくれんぼ ハイド&シーク』(TBS)にはンダホが出演した。桜井日奈子の変装を見事見破って捕まえたが、元宝塚女優の遼河はるひに背中のボタンを押されて脱落。しかし、「やられたー!」「もっかいやりたーい!」と良いリアクションを見せ、愛されキャラぶりを発揮していた。

 そして、今年最後のテレビ出演は、シルクがはじめしゃちょーと共にゲストとして呼ばれた、11月19日放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ)だ。最大の見所は、両腕だけで体を支えながら、コーラのペットボトルを口にくわえて一気飲みする「空中浮遊コーラ」にシルクが挑戦し、見事に両腕で体を支え「浮いてる浮いてる!」と歓声を浴びたのも束の間、すぐに咳き込み、コーラが辺りに飛び散るという場面。スタジオは大爆笑で、MCのフットボールアワー・後藤輝基も「むちゃくちゃええの撮れた!」と絶賛していた。

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