ももいろクローバーZ『第3回 ももいろ歌合戦』への意気込み&2019年を語る

 ももいろクローバーZが、12月31日に横浜アリーナで年越しライブイベント『第3回 ももいろ歌合戦』を開催する。これに先駆けて11月27日、AbemaTVで生中継された『「第3回 ももいろ歌合戦」記者会見』にて、第1弾出演者を発表した。

 昨年までは、ももクロ率いる「ももクロ軍」とその相手チームが歌合戦を繰り広げていた『ももいろ歌合戦』。ホストを務めるももクロの4人は、マントを着用し、ベールに包まれた状態で会見に登場。マントを脱ぐと玉井詩織、高城れにが紅組、百田夏菜子、佐々木彩夏が白組であることが明かされた。百田は「モノノフ(ももクロファンの愛称)さんが私たちに投票してくれたり嬉しかったんですけど、もっと面白くしたいということで、私たちで対決をして、日頃の戦う精神なんかも芽生え始めて」と今年は新しい試みに挑むことを説明。玉井は白組の百田に向かい、「ももクロ担当の赤がいるんですよ。この勝負にもし負けたのであれば、ももクロの赤を名乗る資格はないんじゃないかと」と宣戦布告。玉井と同じ紅組の高城も「赤をかけた戦いです!」と煽り、想定外の展開となった百田は「思った以上に重要な戦いになってるな……」と焦りを見せていた。

 3回目となる今年は「ノーサイド」がテーマ。「盛り上がったラグビーワールドカップのノーサイド精神は、何に対しても通ずる大事な部分でもあるので」と今年メンバーが熱中したラグビーからインスピレーションを受けていることを百田が明かし、玉井は「赤色と白色を足すと桃色になりますし」と『ももいろ歌合戦』にぴったりのテーマであることを述べた。

 総合司会にはイベント恒例の東京03を迎え、紅組応援団長には野々村真、白組応援団長には森尾由美とスターダストの大先輩が歌合戦を盛り上げる。連続出場、初出場は下記の通り。

・連続出場
浅草出身の大物師匠[2]
アップアップガールズ(仮)[2]
飯塚高史[2]
大友康平[2]
角田晃広(東京03)[3]
氣志團[3]
Creepy Nuts[2]
サイプレス上野とロベルト吉野[3]
さだまさし[3]
塩乃華織[3]
笑福亭鶴瓶[3]
水前寺清子[3]
たこやきレインボー[2]
東京女子流[2]
徳井健太(平成ノブシコブシ)[3]
永野[3]
ヒプノシスマイク[2]
BOYS AND MEN[2]
松崎しげる[2]
松本明子[3]
ももいろクローバーZ[3]
森口博子[3]

・初出場
泉谷しげる[初]
m-flo[初]
C&K[初]
私立恵比寿中学[初]
杉山清貴[初]
CHAI[初]
東京ホテイソン[初]
中澤卓也[初]
妃海風[初]
平松愛理[初]
ファンキー加藤[初]
Poppin’Party[初]
和田彩花[初]
※会見後にキズナアイ[初]が発表済み。

 初出場組から泉谷しげるの名前が挙がると、炭酸ガスを撒き散らしながら本人が会見に乱入。「これが打ち合わせ乱入だ!」と叫ぶ泉谷に、百田が「生放送には出ちゃダメなんですよ!」とこれまで何度もももクロの生放送に乱入してきた泉谷を制止する。ピンクのTシャツを着た泉谷は「しげると言えば泉谷しげる。松崎じゃねぇんだよ!」と叫び記者陣の笑いを誘うと、玉井は納得しながら「確かに、周りにしげるが溢れてる(笑)」と笑みを浮かべた。

 ももクロは今年9月に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で開催された音楽フェス『阿蘇ロックフェスティバル 2019 in 北九州』に出演。同フェス発起人の泉谷より、「阿蘇ロックで新たな挑戦をしてほしい」というリクエストを受け、初のバンド形態でのライブを行った。高城はフェス出演について「『現状に維持するなよ! お前ら!』と喝を入れていただいて。年末も面白いことができたら」とコメント。ももクロにとって無理難題となったバンド演奏について、泉谷は「目標は届かないくらい高いほうがいいと思っているんだよね。無理かもしれないけどやってみるというほうが」と述べ、それに百田も「挑戦する機会を与えてもらえることがありがたいことですし、それによって見えてくるものもあったので感謝しかなかったです」と振り返った。

 『ももいろ歌合戦』当日のタイムスケジュールは、16時30分から「年忘れももクロライブスタート」、17時30分から「歌合戦まで待てない! 年の瀬芸能ショー」、18時30分から「ももいろ歌合戦スタート」となり、AbemaTVでは26時55分まで10時間ぶっ通し生中継が行われる。リアルサウンド テックでは、会見後にももクロ4人にインタビュー。今年注目の『ももいろ歌合戦』出場者から、結成11年目となったももクロの2019年を振り返ってもらった。

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