キンコン梶原「カジサックの部屋」のギャラ引き上げに悩む 「安く出てくれた人はどうするの?」
YouTuber「カジサック」としても活動する、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が10月20日、YouTubeチャンネル「毎週キングコング」に投稿された動画の中で、「カジサックのギャラ問題」について相方の西野亮廣に悩みを打ち明けた。
「ずっと西野さんに相談したいことがあったんですよ」と切り出した梶原。というのも、ある番組でチョコレートプラネットの長田庄平が「カジサックの動画はギャラが安いから出たくない」と発言したことを受けて、「それは全然良い」としながらも、動画にゲスト出演してくれるお笑い芸人に支給するギャラに関してどうのようにするべきかと、再考するに至ったようだ。
現在登録者数140万人(10月23日時点)に達するカジサックのYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」だが、2018年10月の立ち上げ当初から順風満帆だったわけではなく、当然、運営開始後しばらくは収益化されていなかった。ということで、チャンネルの大きな目玉コンテンツとなっている「人気お笑い芸人との対談動画」を制作するうえでも大きなコストをかけることができず、所属先である吉本興業との話し合いの結果、「劇場ギャラ」で、芸人たちに出演してもらうことになったのだとか。
しかし、同チャンネルは約1年の運営期間を経た今、当初と比較にならない人気を獲得。当然、出演する芸人たちへのギャラ引き上げもできるわけだが、「昔安いギャラで出てくれた人はどうするの?」とも考え、どのような対応をすべきか決めあぐねているようで、梶原は「西野だったらこの問題をどうする?」と問いかけた。
すると西野は「劇場ギャラのままで良いだろうっていう時代に出演した人ってどれくらいの人数?」と質問。梶原が「20人くらい」と答えると、「20人だったら、今のうちにその20人にプラスαのお金を渡していけば良いのでは?」とアドバイスした。「たとえば、劇場ギャラが1万円で、これから1回の出演料を5万円に設定したとして、過去に1万円を支払った20人に4万円ずつ払ってしまえば、お金的には誰にも文句を言われない」と説くと、梶原はカメラ目線で「解決しました!」と決め顔をして見せた。