『今日好き』韓国ソウル編は波乱の結末に? 継続メンバーを軸に“恋の修学旅行”を振り返る

 そんなしゅうは、福島県出身の高校2年生。帰国子女で、流暢な英語を話せるだけでなく、韓国ソウル編では韓国語も披露していた。中性的なビジュアルだけでなく、物腰が柔らかく、気遣いも抜群というハイスペックぶり。加えて、積極性もあり、相手の目を見て話すのだから、告白された人数が20人というのも納得だ。しゅうも第一印象からゆずはだけを気になっていて、2日目の途中までは、「すでに付き合ってるのでは?」と思うほど、二人はラブラブっぷりを見せつけていた。

 しかし、2日目の午後、『今日好き』恒例のグループデートで波乱が起こる。今回は、遊園地かカフェ&スイーツ巡りの2択で、駆け引きなく、その場で一発で決めることに。結果、カフェ&スイーツ巡りを選んだのは、ゆず一人だった。これがゆずはにとって、順調だった恋の歯車を大きく狂わせることになる。ほか9人は遊園地へ。そこで、静岡県出身の高校2年生・櫻井音乃(さくらいおとの)が動き出す。これまで、おとのは大阪府出身の高校2年生・植村颯太(うえむらそうた)を第一印象からずっと追いかけていた。だが、突然しゅうに舵を切ったのだ。しゅうもまた「いつもニコニコしてるから、可愛いなと思ったし、ちょっと気になってはいた」と、二人は急接近。

 その後のナイトプールでは、ゆずはがしゅうだけに買ってきたティラミスをおとのにアーンしてあげるという“ティラミス事件”が起きたり、ゆずはが合流してすぐにおとのがしゅうをツーショットに誘い手を繋いだり、3日目の朝、最後のアピールタイムでしゅうが真っ先におとのを呼び出したりと、たった一回の選択で状況が一変してしまった。それでも、めげずに特技のピアノなどで、しゅうに猛アピールし続けるゆずは。辛い状況でもみんなの前では決して涙を見せず、ひたむきに笑顔で頑張る彼女の姿に、どうしても応援したくなってしまう。しゅうを巡る三角関係は、どんな結末を迎えるのだろうか。

 二人目は、韓国チェジュ島編の継続メンバー・高橋かの(たかはしかの)。北海道出身の高校3年生だ。韓国チェジュ島編では、最初から最後まで簡宏嘉(かんひろよし)に一途に想いを寄せ、勇気を振り絞って素直な気持ちを伝え続けるも、その恋が叶うことはなかった。今回は、同じ学校で元々友達だという北海道出身の高校3年生・舟木健(ふなきたける)を第一印象から気になっていたかの。だが、そうたからアタックされ、二人の間で揺れていた。たけるもまた、第一印象で両想いとなった東京都出身の高校3年生・正本レイラ(まさもとれいら)とかので、決めきれずにいる。レイラは、初めからたける一筋で積極的に攻め続けていた。客観的には、かのといるときの方が、たけるは自然体でリラックスした笑顔を見せているように思うが、それは単純にレイラを意識しすぎて緊張してしまうからとも言える。最後のアピールタイムでたけるは、レイラともかのともツーショットの時間を設け、両方から「告白する」宣言を受けていた。最後まで悩み続けて、たけるが出した答えは、“安らぎ”か“憧れ”か。

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