Twitterが新機能「リプライ非表示」を日米で試験導入、アメリカ側の反応は?

リプライが隠されていることは、当事者も見ることができる

 『Mashable』は、今回の機能における重要なポイントを指摘している(参考:https://mashable.com/article/twitter-hide-replies-us/?europe=true)。

 元のツイートをしたユーザーがリプライを非表示にすると、該当のリプライには非表示であることを示すアイコンが表示され、他のユーザーはアイコンをクリックして、隠されたリプライを見ることができる。

 この機能の非常に注目すべき点は、アカウントをブロックまたはミュートするのとは異なり、影響するのは元のツイートした人のエクスペリエンスだけではないことだ。リプライは、該当ツイートに出くわす他の人々からも隠されるが、一方で非表示にされたリプライを送ったユーザーは、その気になれば自分のリプライが非表示扱いになっているかどうかも確認できるというわけだ。

 とはいえ、最近のTwitterは、度が過ぎるTweetに多くの人が辟易していることもあり、今回の新機能によって、ユーザーエクスペリエンスが大幅に向上する可能性があるため、テスト結果がどのようなものになるのか楽しみだ。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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