人気YouTuberコンビ・ヴァンゆんチャンネル、太田プロ所属も変わらない信頼関係

 男女の人気YouTuberコンビ・ヴァンゆんチャンネル(ヴァンビ・ゆん)が9月4日、『【ご報告】二人から大事なお話があります。』と題した動画を公開。大手芸能事務所・太田プロダクションに所属することになった経緯と、今後の展望について語った。

【ご報告】二人から大事なお話があります。

 ヴァンゆんちゃんねるは、2016年にYouTuberデビューを果たしたマルチクリエイター・ヴァンビと、元アイドルのゆんが、所属事務所の垣根を越えて2018年7月に結成。YouTubeではヴァンビの個人チャンネルを引き継ぐ形で動画を投稿し、現在では150万人を超える登録者を抱える。男女コンビだがカップルではなく、お互いをクリエイターとして高め合う関係性で、時には際どい企画にも挑戦しつつ、そのタレント性の高さで加速度的に人気を拡大してきた。

 そんななかで、大手芸能事務所である太田プロへの所属を決めたのはなぜか。動画では、主にゆんの夢に向かって次のステップを踏むためだと語られた。

 ファンはよく知るエピソードだが、ゆんは中学生時代にネットゲームに大ハマりし、本人いわく「廃人」のような生活を送っていたという。そんなある日、テレビにトリンドル玲奈が出演している様子を見て、「こんなにかわいい人がいるんだ!」と一目惚れ。調べるうちに、ドラマや映画にも出ているし、バラエティ番組にモデル活動と、マルチに活躍していることを知り、憧れの存在になった。アイドルにYouTuberと、積極的に表現する場を求め、多くのファンを獲得し、「夢に近づいている」ことが実感できてきたなかで、さらなるステップとして、芸能事務所への道を選んだという。

 そう真剣に語るゆんを「でも、ゆんちゃんは芸人志望でしょ?」とイジるヴァンビ。その夢は、「歴史に名を残す」という果てしないものだ。ビッグマウスに思えるかもしれないが、自分があるバンドに憧れて夢を追うようになったのと同じように、誰かが自分に憧れて夢を追いかけ始めるような存在になりたい、というピュアな夢だ。しかし、その道筋は漠然としており、隣でゆんの夢を聞かされるうち、それを叶えるのがひとまずの目標になったという。

 ヴァンビは「ゆんちゃんがポケモンマスターで、オレがピカチュウ!」とおどけてみせるが、彼の企画力と天真爛漫なキャラクター、突拍子もないボケとイジりが、ゆんの魅力を大いに引き出してきたことは間違いないだろう。もし、同じく太田プロ所属の大先輩・有吉弘行の番組にゆんが出演することがあれば、YouTubeでの経験を活かし、ハードなイジりにもうまく対応できるはずだ。

 そんな楽しい想像も広げてしまうが、ファンにとって喜ばしいのは、「芸能界に行くと言っても、僕らの根本はYouTuberなので、今後も変わらずしっかり動画は投稿します」(ヴァンビ)、「うちらのふるさとはもともとYouTubeだから、このお家を壊してはいけない!」(ゆん)という、2人の言葉だろう。これからも楽しい動画が届けられそうだ。

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